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20数年前、小学生だった自分は、親父に連れられて


この地上が透けて見えるガラス越しの床で、


さんざん泣いた記憶があります。


もう下を覗くのが恐くて、恐くて。



あれから20数年ぶりに、この場所を訪れ、



その泣き叫んだ場所の上に立って…



自分の歩いてきた足下、あしあとを覗きこみ



もう泣いてる暇なんてないでしょ。



大人になって、誰かを大切にする立場、役目に変わって、泣いてる暇なんかない。



またいつか、この場所に帰ってきたい。今度は自分の子供を連れて。



10年後なのか、20年後なのか、わかんないけど。



もう冬も終わりです。



今年は雪と触れ合うことの多い冬でした。



東京タワーの前の芝公園の桜たちは、春はまだかと、つぼみを膨らませていました。



この春も、



この足で、自分を信じて、一歩ずつ前に進んでいきます。



春への一歩は、この東京タワーの150メートル上空から。


踏み出す一歩。



また一日一日、あしあとをつけて、自分が成長していくのみ。



その時にまた、東京タワーの同じ場所に立ちたい。