育ての事務所「ATTRAKT」との専属契約紛争中のFIFTY FIFTYのメンバーのうち、1人(キナ)が抗告を取り下げ、事務所復帰に向けて協議しているそうで、めちゃ驚いています。
FIFTY FIFTYは4人組なのですが、これまで
メンバー4人 対 事務所
という構図だったのが(それでもメンバー側は裁判に負け←抗告中)、さらに今回、メンバーの1人が事務所側につく、となれば、これまで以上にメンバー側は裁判で不利となります。
ATTRAKTは当初こそ、せっかく「Cupid」という奇跡のヒット曲を持つグループなのだから、メンバーに和解と活動復帰を求めていましたが、すでに新たな資金調達先も見つけ、来年上半期には新ガールズグループをデビューさせる準備中です。
デビューまでの過程は公開オーディション形式となり、「第2のFIFTY FIFTY」誕生に向け、もう次のステップに進んでいる感じ・・・で、ここで思ったのが、「第2のFIFTY FIFTY」じゃなくて、良くなったのでは?と。
元々、メンバーが訴訟を起こした時点で、世論は「曲はヒットしてても、メンバーは誰?状態」と、デビュー間がないこともあり、メンバーの顔も名前も知られていないことが指摘されていました。
個人的に、昔はグループ名など、様々な権利関係は全て事務所のモノ!って感じでしたが、最近は「グループ名はメンバーのモノ」という方向に変わり、仮に育ての親事務所を出たとしても、そのままグループ名を使える(or 裁判で勝ち取る)アイドルが増えて来ました。
が、それはあくまで「みんなで一緒に出た」場合であり、今回、4人で動いていた時はたぶん「FIFTY FIFTY」というグループ名はメンバー側に有利な状況だったと思うのですが
オリジナルメンバーの1人が事務所に戻った(残った)
となれば、それはまた違う状況なのでは?と・・・現在、ATTRAKTが進めている新ガールズグループプロジェクトだって、ヒット曲を活かす意味で「FIFTY FIFTYの新メンバー募集!」に変更できる可能性だって出て来ます(「Cupid」が歌える!)
今回のキナの事務所復帰は、それほど大きな出来事だと思っています。
同じく、デビューすぐ謎の脱退をしたメンバーでは、元NMIXXのジニが、契約解除からわずか10ヶ月でソロデビューを果たしています。めちゃ再始動が早くて、こちらもビックリ!Σ(゚Д゚)
彼女の脱退は、過去の脱退騒動でいえば、先にファンが「異変」に気づくことが多い中、全く噂などもなく、なんなら直前まで普通に活動していて、の突然の発表だったことが話題となりました。
しかも「ジニ」って、JYPがつけた芸名なわけですが、それもそのまま使えていて、すごいJYPが寛大なのか?辞めたヤツに興味がないのか・・・謎しかない。
「K-POP」というコンテンツがどんどん大きくなり、アイドルデビューを夢見る若者、デビューさせたい!と企画する新生事務所が増えると共に、このような訴訟、突然の脱退、なんて事態がもっと増えるのかな?と思っています。
とりあえず、何が何だか?で、いつも振り回されるのはファンですね・・・