愛社精神がこんな結末? | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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バンタンの売れ始め「大賞とかは無理だろうな~」と、大手に怯え、嘆いていた頃の私に教えてあげたい、まさかこんな日が来るとはね・・・

 

HYBEがSMエンターテイメント元統括プロデューサーで創業者でもあるイ・スマン氏が保有するSM株(14.8%)の買収契約を締結し、SMの筆頭株主になる。また同時に、少口株主が保有するSM株についても公開買収に着手することを発表した。

 

SM社員(アーティストは別)の多くは、今回のイ・スマン氏退陣を決めた現経営陣の決定を支持していたんですよ。それははるか後方から爆走して追いかけて来て、さらにレーベル化で追い抜いたBigHit(HYBE)に

 

 

負けたくない!

 

 

という愛社精神もあったわけで・・・

※1年前ぐらいの時点で、SMの時価総額は1兆7030億ウォン、すでにHYBEはPledisやsourceなどの買収でレーベル化に成功したことで、時価総額が11兆1490億ウォンと、かなりの差がついていました。

 

 

それで社員からもK-POPレジェンド企業としてのプライド、今後の危機感から「変化」を求めての新体制への支持だったわけです。が!、結果としてこういうオチになったんか~という感想の社員さんも多いのではないでしょうか。

 

 

そもそも、イ・スマン氏が70を目前にして、引退を見据え、世襲させず(莫大な贈与税問題など)、あえて自身のSM株を他社に売って、今後もSMをより繁栄させたい!させて欲しい!と願って動き出したのが、2年ほど前だったかな。


その当時もHYBEは手を挙げたんですよね、でも早々に候補から除外されていました。それはきっと最大のライバル企業であったことも大きかったのではないかと・・・最終的に「kakao」と「CJENM」の一騎打ち、なんて言われながら、まだ今年に入っても相手は決まってなかったんですが、そこで待ちくたびれたのか、kakaoが水面下で現経営陣らとの話し合いで動き出し、今回のクーデターのような騒動に繋がったんだと思っています。

 

 

そして、気づけばこの結果に???

 

 

という感想です。

 

SMはレーベル化で成功したBigHitを見習い、今後は「イスマン帝国」から脱し、レーベル化を進めていく予定でしたが、SM自身がHYBEの「傘下レーベルの1つ」になっちゃうってことなのかな・・・これこそ想定外?

 

今後のことはまだよく分からないけれど、2年ぐらいゴタゴタしていたことが、旧正月明けの一瞬でこんなに大きく動いたことに、とりあえず驚いています。

 

 

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