「緩み」と「引き締め」 | K-POP(勝手に)うんちくブログ

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韓国芸能、K-POP、新曲について勝手に語る。

 

 

日本より先にコロナ自粛生活への緩和を始めた韓国でしたが、例のクラスターを起こしたクラブに、KARAのギュリが居たとして、謝罪をしたり、他にもまだまだ芸能人が居た、とも言われていますが(ゲイクラブと言われているので、男性芸能人は名乗り出にくい、などと言われている)、他にも、WINNERのミノが別のクラブでマスクをせず踊る様子がディスパッチ砲され、これまたYGが謝罪する事態に・・・などなど。

 

 

連休が明けて、たった数日で色んな騒動が起こっています。

 

 

韓国は「生活防疫」に転換したばかりの、このタイミングでのクラスター発生、元から韓国は日本より新年度開始が早いので(3月)日本の学生さんたちより、さらに長く新学期の休校が続いています。

 

だからこそ、やっと連休明けには、落ち着いて来た感染者数により「いよいよ学校が始まる!(13日から高3を優先に再開予定でした)」と、学生さんたちの喜びの声もたくさんネット上で見かけていました。日本より学歴、受験戦争な韓国ですから、受験で人生を左右される人は多いです。だからこそ、連休明け(韓国も5月初旬は連休)の再開を楽しみにしていたのに、今回のクラスター騒動により、とりあえず1週間の延長決定がされています。※現時点でクラブ訪問客の家族を含め、5000人ほどの接触者が予想されているため、さらに延期の可能性もあるそうです。

 

 

少し「緩和」されただけであって、引き続き「社会的距離」を保たなければならない期間に、身体を寄せ合って、クラブで明け方まで踊っていた大人たちに対し、落胆や、激怒している学生さんも多く、さらに連日、感染者がどんどん増え、もっと言えば、発生した場所柄、なかなか名乗り出る人もいない状況であることが状況を悪化させています。


日本よりハイテクを駆使して人の移動を監視して来た韓国でさせ、追えない人が出て来たことは、監視社会の限界や、どこまで国民のプライバシーを侵害するのか?という、様々な課題が浮き彫りとなっています。

 

 

日本は検査数が少ない、だとか、検査は多い方がいいんだ、とか、いやいや、検査数を増やしても、そもそも特効薬がないのに、結局は医療崩壊を起こすだけ、だとか・・・、意見も様々で、結局のところ、何が正解なのか、あまりに未知のウイルス、そして今の人類にとって、未知の経験過ぎて、誰にも分からないのが現状だと思います。

 

 

でも、日本も近いうちに、韓国のように「生活防疫」に移行する日が来るわけなので、参考になる部分はとても多いと思い、すごく冷静に分析されている意見を読んだので、掲載したいと思います。大統領の支持率が70%を超える国なので、「韓国マンセー!」的な意見も多いように思いますが、冷静な意見も当然あります。

 

 

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地域感染はもちろん、梨泰院クラブを利用した人々からのコロナ確定診断が連日続いています。梨泰院クラブ・コロナ関連確定者は計54人(※最新の発表では家族への二次感染を含めれば100人を超えたようです。)と確認され、その数はさらに増える見通しだ。5月初めに感染者が0人台になり、1桁と減り、コロナに対する「緩みムード」が生まれたことで、クラブのような遊興施設を利用する人が一気に増えた。特に最近では、街を見ても、マスクをしていない人も多く見られるようになり、完璧な治療剤とワクチンが出来ていない以上、変わらず社会的距離を置いて、マスクをして「生活防疫」に努めなければいけないのに・・・

 

ソウル市によると、梨泰院クラブで発生したクラスターについて、5月1日深夜に訪れた利用者、または関係者は2000人にもおよび、うち1300人とは連絡が取れていない、ソウル市は警察と協力して、検査を進める方針を明かしている。また、クラブなどの夜間の遊興施設に対しては営業禁止命令が下された。 

 

韓国が良いとか悪いとか、それについて日本はどうだとか、個人的には興味がなくて、世界各国の法律事情はそれぞれ異なるため、単純比較してはならない。だが、みな同様に目に見えないウイルスを相手していることは共通なので、各自でできることをするだけだ。あえて比較するならば、人口に占める重症率と死亡率では、日本は世界的に見てかなり努力している。

 

韓国は強権を使って、コロナ対策を立てている。韓国の「コロナ対策」の特徴は、感染者を隔離させ、自由に出かければ、住民が外出感染者を通報する制度がある。一般人がコロナ検査を拒否すれば「検査拒否罪」で告発される。感染対象者はGPSで24時間監視体制状態にある。仮に日本でこのようなシステムを導入した場合、プライバシー侵害という、新たな大きな問題に直面する。

 

日本でも非常事態宣言が解除された後は、同様の事態が起こるかもしれない、だからといって、いつまでも自粛を続けることは、経済損失が大きくなるだけ、感染の封じ込めと、経済の損失、を両方回避する、この2つのバランスをどううまく調整していくかを、考えなければならない。

 

PCR検査を大量にしたところで、どうせ全員にはできないし、検査の信用性も100%ではない(PCR検査の感度は最高70%とされており、30%の人は陽性でも検査をすり抜ける確率)。

 

ただただ、ワクチン開発まで各国で努力を続けるしかない。日本も韓国も5月に連休があったが、韓国では連休に済州島行きの国内線利用率が90%だった、そして、その翌週には、今回のクラスターが起こった。結局は、このような「緩み」と「引き締め」を繰り返しながら、国民の集団抗体が先か、ワクチン完成が先か、を待つしかないのが現状なのだろう。

 

 

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「緩み」と「引き締め」という言葉、なるほど・・・と、思いました。

 

この方がおっしゃっているように、各国で法律も、人口も、医療技術も、みな違います。そして、個人のプライバシーという面もあって、日本でも韓国のように、もっと強制的に行動を監視したり、抑制した方がいい、という意見もあるけど、韓国は感染者情報をネットに公開していますが、「あのクラブにいた」というだけで、今回のクラスター発生場所への性的偏見など、別の問題が出て来る可能性もあります。

 

 

自粛期間中にクラブに行ってる方が悪い

 

 

という、お前らのプライバシーが侵害されるのなんて、知ったこっちゃねぇ~!的な風潮もありますけど、過激な「私刑制度」というか、なんというか・・・それによって、別の意味で自殺する人だって出て来る可能性もありますよね。

 

今、世界中のそれぞれの国が、それぞれの国のやり方で、コロナと戦っているわけですが、国民性が出るな、とは思っています。隣人通報&監視体制がある国もあるみたいで(日本でいう「五人組」的な発想?、江戸時代ですか?)

 

 

痛めつけたり、監視したり、罰則で人を抑えつけることは、一定の効果はあるでしょうが、結局は反発も大きくなります、監視網をすり抜ける人だっているでしょうし。それよりは、罰則がなくても、それぞれがルールを守って、お互いに配慮して生活する社会、国、であり続けたいな、と思う今日この頃ですが・・・だって、もう時代は「令和」だし。

 

 

「緩み」と「引き締め」を繰り返すとしても、2歩進んで、1歩下がる・・・3歩進んで、1歩下がる・・・と、少しだとしても、着実に前に進めている状況であることを願いたいです。

 

 

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