全米1位とは?本当のビルボード(復刻) | K-POP(勝手に)うんちくブログ

K-POP(勝手に)うんちくブログ

韓国芸能、K-POP、新曲について勝手に語る。

この記事は、私が2年前(2015年11月)に「CLがアメリカデビューする」という話が出た際、ビルボードとは何ぞや?という趣旨で書いたものです。

 

-----------------------------------------

 

YGがそもそもCLをアメリカに行かせようとしたのは、サイのカンナムスタイルの話題があったのも理由にあると思うのですが、この曲はビルボードで言えばストリーミングの再生回数でランキングする「ダンス・エレクトロニック・ソングズ」チャートという部門で1位になりました。実際2013年のアワードではストリーミング賞を受賞しています(受賞すること自体すごいことなんですけど)


YouTubeの再生回数、ストリーミングなどのネット系の総合点が起爆剤となり順位が上がったので、捏造疑惑が起きたほど。

アジア人の私たちからすれば、何でもビルボードで、と聞くと「すげ!」って思ってしまいますが

アメリカで本当に権威があるランキングは、あくまでも

①Billboard Hot 100 (全米シングルチャート)
②Billboard 200 (全米アルバムチャート)
 


この2つのみです。

※通称「メインチャート」や「本チャート」と呼ばれています。


これ以外はオマケのような存在で、今や音盤だけでなく、音楽を聴くスタイルもDLやストリーミングなど、様々に進化していることに加え、音楽のジャンル、アメリカには世界各国の人種が住んでいますから、音楽ジャンルもホント多種多様にあるため世界最大の音楽ランキングであるビルボードには、私たちが想像する以上に細かくジャンル分けされたランキングが存在するのです。※ちなみにビルボードには、100個近くランキング(ジャンル)があります。

なので、実際のアメリカ人は他の細かくジャンル分けされた各部門なんてほとんど気にもしていません。てか、全く知りません(笑)

 


ちょっと前に由紀さおりさんのアルバムがビルボードに載った!と、かなり日本でも話題になっていましたが、この先ほどの2つの本チャートでは全くの圏外でした。あくまでこれも「iTunesのジャズ部門」での出来事。ジャズ好きの、しかもiTunes限定で音楽を聴くアメリカ人しか知らない話題だったと思います。でもこれも「ビルボードに載った」と言えば、そうですよね。

 


私たちに身近な「オリコン」で例えると
みなさんは今週のオリコンジャンル「演歌・歌謡曲部門」1位の、花咲ゆき美さん「海鳥哀歌」をご存知でしょうか?申し訳ないのですが、私が無知なだけかもしれませんが(ファンの方がいればホントにすみません)私はこの方も、この歌も今日まで知りませんでした。でもオリコン演歌部門1位です。私たちに当てはめると、つまりこんな感じかな?と、、、何となくイメージ分かるでしょうか?

 


たった数ジャンルしかないオリコンですら、このように各ジャンルの1位の方を一般リスナーは知らないわけですから、そりゃ、100個近くジャンル分けされているビルボードならば尚更、例えそのジャンルで1位であったとしても、一般リスナーは知らなくて当然と言えます。


 

この本チャートでも、200位以内に入るだけで、もうアジアではお祭り騒ぎになるんですが、でもそれをアメリカ人に言うと「売れてないね」って言われちゃうんだわ、かなりショック!(笑)「え?本チャートの150位だよ?」って言っても「だって150位でしょ?誰も知らないって、プ(笑)」って言われちゃう扱い。あくまで本チャートでも上位に入らないと相手にしてもらえないみたいです・・・ちーん。

※カンナムスタイルは本チャート最高2位まで上がりました。

 


アジア人で唯一これまで、ビルボードの歴史に名を刻んだのは坂本九さんただお一人です。スキヤキは本チャートである全米シングルチャートで一位を獲得、しかも3週連続で1位でした。全米1位!とか「全米」「ビルボードで」などという言葉を使って良いのは、あくまでも先ほど書いた基本の2チャートのみになります。しかもアメリカで認められるのは上位にランクインした人のみ。(なかなか手厳しい)

 

 

なんせ、アメリカはショービスの本場、世界の中心です。どの国の歌手もが、プロを目指せば1度は「夢」に見る場所、なので本チャートでも下位にチョロっと入って消えてく歌手が、毎年ゴマンといるのがアメリカショービズ界の常識ですから、世界中の歌手が挑戦する高い高い山なのです。

 

 

だからよく韓ドルや、アジア人歌手が掲載される「ワールド・アルバムチャート」なんて、ビルボード内では下層のランキングに位置するそうです( ゚д゚)韓国でよく大々的に報道されているこの「ビルボード・ワールド・アルバムチャート」ですが、このランキングの正体、みなさんはご存知でしょうか?

このジャンル、実は世界中の伝統音楽や民族音楽がメインのチャートなのです。知ってた?

韓国では、シャイニー、少女時代、SUPER JUNIOR、EXOなどのSM歌手たちがこのチャート1位、2NE1は2位を過去に獲得しています。その都度、大々的にニュースになっていますが、それ以外のランキングをきっとみなさんは知らないでしょう?

 


実は、2位以下は民族音楽がほとんどなんですよね(笑)
韓ドルはポップスを歌っているわけで、全然「韓国伝統音楽」でもなんでも無いわけですから、そもそもここにジャンル分けされてるのもどうかと思いますが・・・知ってしまうと逆にちょっと恥ずかしいというか(笑)だって2位以下のライバルが、インド音楽、北欧のケルト音楽、ハワイアン、アフリカ系民族音楽ですから( ゚д゚)

アジア人には「ビルボード・ワールド・アルバムチャートで1位だったんだ!」と言えば


すげー!マジか!Σ(゚Д゚)

ってなるけど

アメリカ人に言えば「へぇ、民族音楽のグループなんだね?」って言われるかもしれません(笑)まぁ、そもそもこのランキングの存在すら知らないアメリカ人がほとんどのようですが(^_^;)

真実を知れば、ライバルがハワイアンって、それどーなん?って思ってしまうんですけど。もちろん、民族音楽も素晴らしいジャンルですから、そのジャンルの中でも1位になれたら凄い!と思うか、韓ドルのジャンルは韓国伝統音楽とは程遠いから、ちと大きな声で言うのは恥ずかしいな・・・と思うかは、個人の見解の自由であり、そこは喜ぶ人は喜べばいいし、あまり派手に言いたくはないな?(^_^;)て人は、黙ってるんだと思います。だから日本人でも入ってる人はいますが、大きな声で言わない場合もあります。

どうしてもビルボードに馴染みの無いアジア圏では「ビルボードで!」とか「1位!」という言葉だけが一人歩きしてしまいがちで、さも全米を制覇したような扱いになると「それは違うよ!」とアメリカ人におもきし総ツッコミされるので、そこはご用心という話です(もちろん自慢するのは自由ですが)



まぁ、それぐらい層の厚い、てか、当たり前ですが世界中の人が注目する世界最高音楽ランキングなわけですし、これまでアジアで名だたる歌手が何人も挑戦してきて、未だに50年以上経った今も、坂本九さんを越える存在が出てこないことからも、どれほど厚くて高い山なのかは分かると思います。


アジア最大の国は中国です。中国は国土は広いですが、実際に都会(街)と呼ばれるエリアは国土の中ではごく限られています。それでも韓ドルは攻略(宣伝活動)するのに苦労しているほどなのに

アメリカはそんなの比じゃないほど都市の数があり、しかも国内時差もあります。地道なPR活動(イベント、ライブ、ラジオ、テレビ)をするのが本当に大変な国なんです。新幹線なんて通ってませんから、移動は飛行機か、もっぱら車(キャンピングカー)、人種も様々、各州によっても法律が異なる特殊な国でもあるため、中国なんて目じゃないほど、攻略するのが大変な国なのです。
※ま、そもそも簡単なら、これまで挑戦して来た人の中にもっと成功者がいて良いはずですよね(^_^;)



というわけで、今日この記事を読まれた方の中には、これまで「ビルボードランキングってよく分かんないや」と思っていた方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、今後はそういった「ジャンル」のことも注目して見て頂けたら、また違った意味で面白いと思います(•ө•)♡

今後は「○○がビルボードで1位取ったんだって!」と言われたら、「え?ジャンルは何?本チャートに入ってんの?」「本チャートで何位だったの?」と聞き返してみてください(笑)
↑ツウだね!


きっとYG的には「民族音楽」の頂点でなく、「ストリーミング」の頂点でもなく、アジア女性初!で、ビルボード本チャートに彼女の名前を歴史に刻ませようと奮闘しているんだとは思います。
※たぶんアジア歌手女性では、宇多田さんのBillboard200での69位が最高ランクかもしれません(他にいたらゴメン)

YGは気合十分でしょうが、CLの場合、きっと正統派で、PSYのようなお笑い系では無いはずだから、話題性では難しい部分はあると思うの。だってPSYは「イロモノ&変なオジサン」として人気だっただけだからね。だんご3兄弟とか、おしりかじり虫的な?

でもCLが挑もうとしている、R&Bやヒップホップなら、それはアメリカが本場の音楽であり、本家に殴り込みに行くようなもんでしょ?何か彼女らしいオリジナリティがないと、話題にもならずスルーされてしまう可能ありますね。だからこそ、私はどんなタイプの曲でYGがアメリカで勝負仕掛けるつもりなのかに、すごく興味津々です♬

 

にほんブログ村 音楽ブログ K-POPへ
にほんブログ村