空き時間を利用して現場検証をしてみたものの | kpoint_newsのブログ

空き時間を利用して現場検証をしてみたものの

 「秋の日はつるべ落とし」というが、彼岸も過ぎ仕事場に着く頃にはすっかり日も暮れ、先週まではまだ西日がまぶしかった駐車場からの眺めも秋の気配が感じられ、燦めく防犯灯が田舎町を煌々と照らしている。
 そんな閑静で長閑な田舎町において、新内閣が誕生しようとしている矢先の週始めである日曜日に事件は起こった。
 病院長が無断駐車していた車に、酔っぱらってバックから突撃し車を大破させ、あらぬ事か現場で検証していた警官を巻き添えにして、重傷を負わせてしまったのである。
 また酔っぱらい絡みの凄惨な事件だ。
 
 ニュースブログを主宰している手前、身近で起こった事件を取材しないわけにはいかない。空き時間を利用して早速にして現場へと向かう。
 新刊線駅南出口からは、小生の飛距離でもSWで楽々届いてしまう距離にその痛ましい事件が起こった現場がある。信号を二段階で右折し、右手にさーくるけーだかさんくすだか分からんコンビニをやりすごし、防犯灯だけが頼りの薄暗い間所を抜けると問題の駐車場に出る。途中には医院の駐車場に客や従業員の無断駐車を黙認されていたといわれる焼鳥屋があり、今回の事件は深く関与していたような報道もあったが営業中の様子であった。
 マンション住民と医院関係者の車が六七代止まっている駐車場には人影もなく、裏手にもうじきの客を待つファッションホテルの飾り窓が目に眩しいばかりである。建物一階に入居する医院はひっそりと灯りをつけ何事か事務員らしき人物が動く気配がある。憔悴しきった中での作業に同情を禁じ得ない。
 
 多分このまま現場に留まったとしても不審者扱いされるのがオチであるだろうから、来た道をなぞるように引き返すことにして、今回の取材を終えることにする。
 
 途中、さーくるけーだかさんくすだか分からんコンビニに寄り、雑誌売り場の検証をして仕事場に戻る。半径一キロメートル以内に一軒しかないコンビニは、景気回復を表すかのように活況を呈していた。このあたりでは唯一のオアシスであるらしい。