親切な訪問者 | kpoint_newsのブログ

親切な訪問者

 我が家のチャイムを鳴らすのは新聞屋の集金時と、親切な工事屋さんが近所周りのついでに押すようだ。
 親切な工事屋さんは、昼間不在のようなので夜分とは思いましたがお訪ねしましたと、深夜11時にチャイムを鳴らしてくれた。「営業ではないのですが、お宅の外壁がかなり痛んでいるのを見てご相談に伺いました」とのこと。
 おおっ、熱心なことである。折角のご親切が徒労であることを告げ、扉を閉めようとしたとき、力づくで閉じるのを阻止する行動に出てきてので驚いた。かなり真面目な性格のようで、本日から明日にかけてでも相談がしたいようであった。
 翌日、熱心さのあまり体を壊すのを心配し、その会社が所属する団体に電話をする。

 先日も帰宅すると郵便ポストにビラが入っていた。鬼瓦の漆喰が剥がれ落ちているので、今すぐ確認してくださいと印刷してあった。屋根の絵にゴム印のようなものを重ねて印刷し、重要部分をマーカーで記してあった。早速屋根に登って点検する訳にもいかず、依頼して来るであろう人を待ちかまえているのか。ただビラには「剥がれ落ちている」と断定してあった。古い瓦葺きの家などほとんどが劣化していると踏んで舐めたビラを出していると思うが、さも戸別対応して確認の結果、お知らせいたしましたという表現がすでに人を騙そうとするに充分な証である。
 urlが記してあったので会社を確認したらそこそこ手広くやっているようだ。ラジオでも広告出稿していますと書いてあった。

 前述の熱心な社員のいる会社も「ぱっとさいでりゃぁ~と、テレビでお馴染み」といっていたが、未だマスコミに出稿しただけのことが、信用される要因になってしまうことが実に嘆かわしい。雑誌に取材された、テレビに出た、ラジオのコーナーで紹介されたとしてどれだけ信用ができようか。只の告知に聞き止めて、努々信用の基準としないように構えるべしと考える。