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Silent Bible

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こんな遅くになんだろう?
私は怪しみながらも外を覗いてみる。
すると…封筒が置いてあった。
なんのいたずら!?
それとも爆発したりしないよ、ね…?
鍵を開け隙間から棒でつつくも大丈夫そうだ。
私はとりあえずその封筒を手に取り、部屋へ戻った。


ぴりぴり、と封を開ける音が室内に響く。
少し、非日常への期待でドキドキしながら中身を取り出すと

『この手紙を見た時刻を表示します。…現在時刻04月06日22時13分08秒。
おめでとうございます。
これから24時間以内に指定の場所へこの封筒と手紙を持って来れば
貴女、平野桜の願い…測定中…。貴女の願いである
ここではない池袋、デュラララ!!の世界へ行き、来良学園の生徒になれます。
持ち込めるのは指定の場所に持って来た物です。
どうしますか?現状と願い、どちらを取りますか?
現状を望むなら手紙を破って下さい。
願いの成就を望むなら24時間以内に池袋駅へ来て下さい』

白紙だった手紙に文字が並び出す。
文字が止まった時には、困惑しながらも私の答えは決まっていた。
もしも行けるなら。デュラの世界へ行く。
急いでトランクを引っ張り出し、デュラの原作を詰める。
今は9巻まで出ているから全て確認して詰め、次にお気に入りの服を1着、下着一式を2着。
髪留めはお気に入りのでツインテールに結び、数種類ポケットへ。
傘も一応持って、普段の鞄も持つ。
忘れてた、筆記用具とメモ帳。
あと数本だけ持ってる携帯ゲーム。
そしたらコンビニでお金引き出して終わりだ。
ちょっと重いけど私力持ちだし体力とか反射神経もあるから大丈夫だろう。
カラカラ引きずるタイプだし。

そうして私は振り返ることも涙ぐむことも、写真を持つこともしないで家を出た。
途中のコンビニにより、預金を全て引き出す。
ちょうど親から今月分が振り込まれたばかりだから、貯金と合わせて約50万。
しばらくは生きれるかな。
そのまま池袋駅に到着。
私の家は池袋にあるから近かった。
見た感じ、特に違和感は無くいつも通り人混みが凄い。
やっぱりいたずらだったのかな…?でも私がデュラ好きなことは誰も知らないはず。なんなんだろう?
しかしそんな考えは、駅内に入った瞬間に消えた。
私が入ったそのとき周りの雑踏が全て消えたのだ。


…私は無人の池袋駅、という不気味な空間に立っていた。
一昨日から情緒不安定だったんですが…原因は夢でした。

そして言っておきます、臨也のせいだ、と。


夢に臨也が出たんです。実に5ヶ月ぶりに。
シズちゃんもいたりしましたが。
…内容は伏せます、別にやましいことではないのですが……その。
2日以上も私に動悸をおこさせるとか、臨也を恨みます。タヒね。

え?臨也のこと好きなんじゃ、って??
それは微妙です。
第一好きなら傷ついてたら可哀想にってなるはずだし、臨波推奨もしないはずですし。
それに私、シズちゃんへ純粋な恋愛以外の愛情を向けてるんで。
臨也を好きな要素が無いw



あと私は好きがよく分からないんで。
ようは臨也が好きなんて嫌なんです、私が。
あの技は尊敬するしああなりたいけど…。好きは嫌。

ややこしくて女々しいな私!!
私はよく臨也のことをある意味好きで嫌いと言いますが
こういうことです。
百合香は、連絡を待ちつつ折原臨也について調べていた。
「うっわ~…。こんなやつに目つけられたのか、私!」
大学生なのに凄腕の情報屋。いつも黒い服装で顔は二枚目。ナイフ常用。
臨也信者と呼ばれる人がたくさんいてそのほとんどがDVなどの辛い過去を持つ。見た目は普通の女の子が多い。
…つまり誰かを騙すにはもってこいの人材だ。しかも懐柔してしまえば、どこまでもついてくるだろうこういう女は。
「これは真剣もってくるべきだったかな…?」
今更考えてもあとの祭り。
しかも先程から黒い服装の人がついてきている。
連絡も無いということは、ゆかりが山田百合香だと気付いてしまったようだ。
(現在時刻は、16時。19時ぐらいまで待つか。)
この展開は想像済みだ。
だから暗くなれば闇に隠れる服装にした。
(まさか、相手も黒い服装だとは思わなかったけど…)
さらに今からだが
今日、不良の集会がある場所を調べる。
暗くなったら、不良がいない路地裏ルートをたどって逃げればよい。
髪飾りさえとれば、一発で百合香だとは分からないだろうし。
(ただムカつくから気づいていたことは伝えるけどね!)
よし、嫌がらせも兼ねてガーリーな場所ばっかり行こうそうしよう。


百合香は残り3時間を調べものをしながらカフェでお茶したり、小物ショップに入ったりしながら過ごした。