最強少女と情報屋 プロローグ ~出会い~ [3] | Silent Bible

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カチャカチャ・・パタン
「これでよし。」
黒尽くしの姿をした青年―折原臨也―は、満足げに微笑んだ。
さて。結論から言ってしまうとゆかりという人は、本人のようだ。
何故って?あの会話をしていた時間は5分以上。
後をつけ続けているか、本人で無い限りもう見失っている時間が経っている。
しかもゆかりは、後をつけて見ますねと言った。
つまり、後をつけていなかった可能性が高い。
だからほぼ確実に本人だろう。
そしてその少女
―面倒だからゆかりでいいや―は、『奈倉』と接触したいようだ。
書いてきた見た目についてだが
嘘の可能性はある。だが実際に同じ見た目の少女が目撃されている。
しかも、携帯を高速で打ちながら歩いているらしい。
少しは賢いのかもしれないが、
自分のことを探り続けた相手にリアルでの接触を試みるなんて無謀極まりない。
大方箱入り娘で世間知らず、プライドが高いってところだろう。

ただもしも情報隠蔽をゆかりがしているとしたら。いい玩具だ、彼女は。
「楽しみだなぁ、ゆかりちゃん♪」
まずは接触することだ。
ゆかりの目撃情報があった池袋駅前を
上機嫌な臨也は目指した。


…性格分析を微妙に間違っていたため
痛い目に遭うことを知らずに。