先日息子とゆっくり話す機会がありました
最近はストレスなく過ごしている様子で、心も安定しているようです
色々な話をする中で
「でも、今生きていてよかったよね。」
と、息子がポツリと。
ん??どういう意味??
「死にたいって思った事があったの?」
「うん。」
「いつ頃?」
「小学校5年生くらい。飛び降りて死のうかと思ってた。」
その頃の息子は、疲弊しきっていて、ひどい状態でした
そんな息子を、引きずってでも学校へ行かせようとしていました。
息子と向き合うのが辛く、学校へ行けさえすれば何とかなると信じていました。
嫌がる息子を車から引きずり下ろして、職員室へ連れて行ったなぁ。
今思い出しても、胸が締め付けられる本当に苦しい時期でした
でもまさか、本気で死のうと考えていたとは思っていませんでした。
あの頃は、本当の気持ちを、聞くのも、知るのも怖く、息子と向き合う事を避けていいました
あれから、約5年。
本当にいろんな事があったけど、生きていてくれて良かったと心から思います。
夏休み明け
「死にたい」と言う子が増える時期です。
もし我が子が
「学校へ行きたくない」
と言ったら、話を否定せず、まずは落ち着いて聞いてあげて下さい。
話してくれた勇気を認めてあげて下さい。
その言葉が出た時点で、もう限界なんだと思います。
「学校へ行くことが全てじゃない。」
「あなたの命より大切なものはない。」
あの時は言えなかったけど、今なら息子に、この言葉を伝えたいと思います。