むかーしのことやけど、いちじき『シーラカンス』と呼ばれていたことがある。

確か小学校5年生やったかな?理科だったと思うんやけど、
絶滅しかけとる生き物について学んどった。
イリオモテヤマネコ、トキ、etc・・・

当時、元気っ子で目立ちたがり屋だったワタシは、おもっきし元気良く
「ハイハイハーーーイ!!!」
と手をあげて自信マンマンに

「シーラカンス鮭の母さん!!」

一瞬でクラス一同大笑い。

ワタシは意味不明。

ひとりの小坊主が
「池ちゃん何言いようとー!?シーラカンスはもうおらんっちぇ~」

でもワタシ。
「2年生の時、広島の水族館で見たもーーん!」

再び大笑い。

ワタシは強気です。だって見たんですもん。(正→見たと思っていたんですもん。)

先生にもクラスメイトにも必死でシーラカンスを見たことを全力でアピールしてみた。
「生きた化石っていうやんかー?」みたいな、今考えるとオバカなことを力説。
しかし、共感者ゼロ。

家に帰ってさっそく母親に報告。
母も「見た見た!」と。
ほーらね~!と、ますます自信をつけて、水族館の人に証言してもらおう!と広島の水族館に電話。

ところが
「あれはピラルクという魚です。」と。


で、結局翌日学校に行くと「シーラカンス~」にやりと呼ばれるハメに・・・
(オーマイゴーーーー汗あせ


先日、大分に行ったときに うみたまご で「ピラルク」に再会。
むむむ、紛らわしいピラククめ~。


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今思うと、
「子供たちよ、見なさい。これがあのシーラカンスだぞ~(ニヤリ)」
とかなんとか言って、父親に騙されたのではなかろうか?

ふむ。きっとそうに違いない・・・