新春の初詣で、七福神巡りも人気ですが


最初から7人の神様が揃っていたわけではないそうです。




恵比寿様と大黒様の二福神から始まって


3人、5人、そして7人に定着したのだとか。




その中で一人だけ、


日本の神様と言われているのが恵比寿様ですが、


障害をもっていたというお話があります。




恵比寿様の父は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)


母は伊弉冉尊(いざなみのみこと)。


かの国生みの神の第三子として生まれ、


蛭子尊(ひるこのみこと)と呼ばれていました。


確かに蛭子はえびすとも読みますよね。




その子は足が立たないとか、


骨がないようにぐにゃぐにゃした子だったとか


いろんな解読のされ方はありますが、


葦の舟に乗せて流され、


摂津国西宮の浦に漂着し、そこで祀られて、


恵比寿神となったというのです。




障害を持った子を


神として祀る。




おとといは大阪の新春の名物、


「十日戎(えびす)」でした。


福娘の公募が全国的に有名で、


たくさんの参拝客でにぎわう、華やかなお祭りです。




この時、表の拝殿で笹を持ちながらお参りした参拝客が、


「商売繁盛で笹持って来い」と言いながら


裏に廻って「ほんまに頼んまっせ」と


もう一回、大声でいうのだと聞いたことがあります。


えべっさん(戎さん=恵比寿さん)は耳が遠いから


裏から大きな声でもう一回言わんと


聞こえへんのや、と。







えべっさんは神様だけど、何かしら障害があるのだと


そんな遠い記憶が


庶民の言い伝えに残っていて、


どこが悪いのかわからないけど


とりあえず、何か悪いらしいから


良く聞こえるように大声で叫んでおこうみたいに。





関西特有のキツイ言い方の中に


親しみを込めた表現なんでしょうか?








三が日もあっという間に過ぎ、


1月ももう4日。




今日から仕事が始まった人も


多いかもしれません。




改めまして


あけましておめでとうございます。




ゆっくりペースの更新ですが、


今年も気長にお付き合いくださいますよう


お願いいたします。



さて、今年初のブログですが、


年末年始の国の救済事業について


書いておこうと思います。




2008年末から2009年初めは派遣切り問題に揺れ


NPOなどの主催で「年越し派遣村」が話題に上りました。




そして、この年末年始は公設派遣村が実施され、


鳩山首相はじめ、たくさんの大臣が


実態を見に


派遣村を訪れていたニュースが流れました。




多少は、改善されたと受け取る事もできますが


対症療法でなく、根本改革を願う気持ちが


湧き出てきます。





さて、そこで今日の記事、


江戸の救済事業となるわけです。




かの有名な八代将軍吉宗の享保の改革で


人々の意見を直接取り入れるために設置された「目安箱」。




貧しい人や身寄りのない人に病院を。


目安箱へのそんな投書がきっかけで


下層(貧民層)の救済として


「小石川養生所」が設置されました。





ここでは診療費、食費などはすべて無料で、


衣類も支給されたということです。





投書したのは小川笙船。


小石川伝通院前で 開業していた町医者でした。




この小川笙船は


小石川養生所の所長に抜擢され、


山岡周五郎によって書かれた「赤ひげ診療譚」の


主人公「赤ひげ」のモデルとなりました。





小石川養生所のあった場所は


現在、小石川植物園になっています。



住所…東京都文京区白山3-7-1

電話…03-3814-0138

(PCはこちら)

国立大学法人東京大学大学院理学系研究科付属植物園


通称 小石川植物園



(携帯からはこちら)


小石川植物園





大晦日。


あと、4時間くらいで2009年も終わります。



先ほど、海老の天ぷらや野菜の掻き揚げをのせた


年越し蕎麦を食べ終わり、


ゆっくりした気分で年の瀬を過ごしています。




昨日は、注文していた「おせち」が届き、


暖房をつけない隣の部屋で


明日の出番を待っています。




おせちとは


「お節供(おせつく)」の略。


お節供とは季節の変わり目を意味する節日に


宮中で神にお供えをした事に由来しています。




江戸時代後期になって庶民にもこの風習が取りいれられ


節句の一番初めのお正月のごちそうを


さすようになったようです。





いろいろな由来が聞かれ、


忙しい主婦が


三が日はお料理をしなくていいようにと言われたりしますが、




本来、


お正月は年神様をお迎えする儀式で、


年神様がいらっしゃる間は


煮炊きを慎んだというお話が


お正月の謹厳さを伝えているようで


ちょっと好きです。





個人的には今年はいろいろ大変なことがありましたが


何はともあれ、


一陽来復。



来年は発展の年にしたいと、


思っています。




今年は、ありがとうございました。


皆さまも


良い年をお迎えください。