帰り道
田んぼの中
ひとりぼっち
ひとりぼっち
下むいて歩いてた
猫背になって
猫背になって
宝物見つけたくて
下むいて歩いてた
土が灰色に変わっても
点線なぞって歩いた
一瞬光る
宝石見つけた
どこだっけ
必死んなって探した
夕焼けに目もくれずに
近所のばあちゃん
一緒にさがしてくれた
泣いて泣いて
一緒に探して
なんもなかった
家呼んでくれた
引き出しの奥から
取り出したお菓子の缶
中にはキャラメルと
河原で拾った丸い石
ひとつくれた
永遠光る
宝石見つけた
親迎えに来た
すごく謝ってた
ばあちゃんたち笑ってた
マゴができたみたいって
そういう気持ち
返したくて
返せなくて
今も下むいて歩いて
前向いてやりたいことやって
落ち込んでしゃがんでまた歩く
ひとりぼっち
猫背になって
音や色を紡いでいる
