今日は辛口かもしれません。でも語らせてください。
会社の仕事、どの立場の人も大変で頑張っています。
一般社員、管理職、幹部、経営者、、、それは、承知しています。
今日は、「中間管理職の大変さ」にフォーカスさせて頂けたら幸いです。
中間管理職、、、現場の責任者、それは課長、そして係長、係長の補佐的な役割、会社によって、呼び方、役割はいろいろかもしれません。
とにかく、現場を預かる責任者やリーダの人すべてがその範疇にはいるのではと思います。
私のサリーマン生活、、、、最後は係長の一番上のランク、つまり課長一歩手前でした。
そのポジションが長く続き、、課長にはなれませんでした。
途中からは、課長になる努力はしませんでした。若い人のモチベーションアップに興味が移ったから。
最近、耳にした言葉があります。中間管理職の自殺が増えている。
それを聞いて、中間管理職?と思いました。やっぱりという感覚もありました。
それは、中間管理職が一番大変だと思うからです。
現場こそが売り上げを生み出し、利益を生み出し、生産性を高め、顧客との信頼関係を作りだしています。
会社の会社たる活動は「現場」が生み出します。それは、本当に大変です。
2001年頃から日本では成果主義が導入されました。
2005年には本格的に国の規制緩和が出来上がったそうです。
その頃、私は係長として、現場でプロジェクトマネージャーをしていました。
売り上げ、利益、顧客対応、パートナー会社との価格交渉、人員の構成や育成、そして、幹部への報告書作成などなどは全て私の肩にかかりました。
それは、自然なことでもあると思います。現場の責任者たる係長ですから。
でも、何か問題があるとその矛先は全て「現場」に向かい、「現場の知恵」で改善策を見出し、報告して了解をもらえるかどうか!
課長、部長や幹部から、タイムリーで効果的な支援をすることも難しい。
現場には「不条理」がいっぱいやってきます。
とてもすべての整合性をとった解決などできるものではありません。
だからこそ、中間管理職には「キレる」権利をもって欲しいと思っています。
「キレる」権利と言っても、のべつまくなし「キレる」というものではありません。
中間管理職になるぐらいの人ですから「サムライ」です。
不条理が沢山ある「領域」にあえて入って行き理想を実現したり、会社の発展に貢献しようという意気込みを持っている人だと思うのです。
だから、頑張っても頑張っても交渉しても調整しても光が見えないときは、「キレる」権利の行使を選択肢にしても良いと本気で思っています。「キレる」とどうなるか不安ですよね。
でも、そこまで頑張って「キレ」たら周囲は「キレて最もだ」と思う可能性が極めて高いと思っています。
そして、「キレる」と悩みや迷いのかなりの部分が吹き飛びます。スッキリします。私が係長時代に「キレた」時に体感しました。、、、時々キレてました。取引先にキレたこともありました^^;どうなったか?
何もお咎めはありませんでした。あるはずがありません。
普段まじめに仕事してましたから。私たち、まじめに仕事してますよね!
全ての状況で「キレ」てどうなるのか!責任を取れるのかと聞かれたら、正直躊躇しますが、それでも、キレる権利を持っていて欲しい、いざと言うときにはその権利を躊躇なく行使して、自分の身と心を守って欲しいという思いを禁じえません。
中間管理職のあなたを一生懸命育てた親御さん、先輩、友人、そして家族は、それを望んでいるのは間違いありません。
いざとなったら伝家の宝刀「キレる」を抜いて欲しい。人生は長い!素晴らしい!だから、われわれみんな目一杯長生きして、ともに楽しみましょうね!
●熱気アップ丸 若手社員しごと定着の専門家 代表 彦野純一郎^^V
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