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ラノベ・アニメ・ポケモン・オリエンテーリング。そんなブログ。

「無気力勇者と知りたがり魔王」の2巻を読み終りました。まあ盛大にでもないですがネタバレ注意です。

このラノベは1巻の発売日に何となくで買いました。いわゆるタイトル買いです。たしかこれに決めた理由は「最近学園系のラブコメしか読んでなくないか・・・・?」と思ったからでした。しょーもないことこの上ないです。

このラノベでは魔王という存在は、人の戦争によって汚された地球を浄化するために地球が生み出す機能のようなものだそうで、まあ要するに戦争ばっかりやってる人類を皆殺しにするそうなんですね。本来は勇者がその魔王を討伐するために人間から送り込まれるのですが、先代の魔王を討伐した勇者の孫がニートで。

で、その勇者が魔王として生まれた女の子に世界が平和だと思い込ませるために派遣されたっていうのが1巻の内容でした。1巻で魔王に本当のことがばれてしまったんで、2巻からはどうやって話が展開していくのかなぁって思ってたんですが・・・・・。

2巻からはどうも、「地球が限界に達するまでは魔王城だけでも平和に」みたいな方向で行くみたいで。脳みそ筋肉のシスターが出てきましたが、話の本筋自体にはそこまで絡んでこないんですかね。まあ2巻しかないのに本筋もありませんが。地球が限界に近づいて、魔王の力と城のシステムが解放されていくのが本筋なのかどうかも知りませんが、平和な魔王城もまた本筋かもしれません。

バトル要素が思いのほか少ないのがまあ良かったり悪かったり。魔王と勇者が手を組んで倒すべき何かというものが全人類でないことを祈りつつ先に期待します。設定がものすごく好きなので。


話がそれますが、僕は最近無気力というか惰性主人公っていいなぁと思うんですよ。やはり俺の青春ラブコメは間違っている。とか今おすすめなんですが。

グダグダな作品とちがって、彼らはあんな態度でもちろん周りに受け入れられて無いんですが、それでも何とか自分を貫いている感じがすごいなぁと。まあ僕はニートになりたくないんで嫌ですが。こういうのをカッコいいと思うあたり僕もまあ子供っぽいですかね。

ではまた。