うちの夫は寺の次男です。
わざわざ次男と書いたのは
長男の兄が継いでいるからです。
夫は修行にいっていないので、
お坊さんの資格はありません。
男の兄弟がいるお寺は
たいがい下の子も修行に出すらしいですが
なぜ、お義父さんが夫をお坊さんに
しなかったのかは謎のままです。
夫もわからないらしいし…
寺だからなのかわかりませんが
家族の結束が異様に高い
自営業みたいなものですから
わからなくはないです。
わたしは嫁にきた当初は働いていたので
そんなにお手伝いをしなかったのですが
辞めてからは当然のようにカウントされ
うちは仏教ではなかったので
いやいや、実はクリスチャンなので、
何もかもわからないことが多すぎて
見様見真似でここまでやってきました。
マニュアルなんてありませんし
お義父さんから義兄さんに代替わりして
からは要求が高すぎて、どなられたり
叱られたりすることも多くて
いくのがいやになることもしばしば。
夫の兄弟はとても仲よしで、
夫は兄のことを尊敬しているし
兄はそんな弟のことが大好きです。
もうね、
ふたりで一緒に住めばいいのに、って
いつも思うくらい…
もうひとり女の兄弟がいますが
こちらもあきれながら
尽くしてくれています。
皆、生家であるお寺をよくしたい
の一心で団結しています。
もちろん、個々の子どもたちも、です。
でも、外様のわたしはそこまで思い入れ
がありません…
どうもそんな思いが伝わるのか
それとも、大好きな弟の嫁が嫌いなのか
義兄はねー、他人行儀です。いつも。
それなのに、嫁の仕事は義務である
というような態度で接してきます。
嫌なんですよねえ
たぶん
わたしがクリスチャンなのも嫌だし
自分の嫁よりも義父に気に入られている
のも嫌だし。
わたしも好きじゃないので
知らず知らずに気持ちが出ちゃって
いるのでしょうか…
それでも
結構そこそこ役に立ってる、と
自負できます。
習字は段持ちなので
お坊さんのピンチヒッターとして
お札を書いたり、
ちょっと前はなんと賞状まで書きました
これは書いてくれるあてのあるひとに
断られて、急遽回ってきた仕事ですが
ちゃんとやりました。
ものすごーく大変でしたが
お習字の先生に下書きを書いてもらって
頑張りました。が、なんだかなあ。
認めてくれていないっていうか。
夫には愚痴れません。
だって大好きな、尊敬する兄の悪口
なんていったら大変だもの。
ちょっと今日はもやもやしてしまったので
ここに吐き出してしまいました。
家族ってむずかしい。
結局血のつながりが大事。ってこと
なのかな…