本当久しぶりです😆
夏前には基礎練について書きたいと思っていたのに、、、
夏ですね😂
今日は基礎に対する考え方です🌟
基礎練の本って、世界に何冊あるか分かります??
フルートの基礎練の本って、何冊出てるか知ってますか??
おそらくね、、、分かんないほど出てます🤣
日本で手に入るものは、ひと通り見てると思うのですが、書いてる内容って統一感があるんですよ‼️
書き方のニュアンスや、やり方の違いは多少ありますが、根本的のところは一緒だなと感じます。
これほど基礎練の本が出ていて、書いてる内容に統一感を感じるということは、それだけ必要不可欠な事を書いているってことなんですよね📝
でも、基礎練って面倒くさいって思ってる人いませんか??
基礎練って、なんでやらなきゃいけないの?
って思ってる人、きっと少なくないと思います😅
お気持ち、凄く分かります🤣
私は、基礎練の鬼側の人だとは思うのですが、
最初はやんなきゃいけないから、やってた系です😆そのうち、基礎練の必要性や上達の条件に対する基礎練の習得。慣れてくるの目に見える様に出来ることが増えていくので、そうすると基礎練が、楽しくなってきましたね😂
まぁでも、今は、やんなきゃいけないからやってる感じはあります😂まぁ、毎回3時間も基礎やってるとね、かれこれ20年以上やり続ければ飽きます😂
でも、曲練よりは好きですね🌟
では、なぜそこまで基礎練をやるかといいますと、
簡単です。
上手くなるから‼️
曲練だけでは、根本的な音の出し方が成長しないのです。
音の質、音の幅、タンギング、トリル、スラー、ロングトーン。
全てにおいて、成長がみられません。
また年々歳を重ねると、課題も変わってくるので、微妙に基礎練の内容も変えていきます。
では、どうしたら
「基礎練やらなきゃ‼️」
って意識にもっていけるのだろうか。
やはり、基礎練をやってる人とやっていない人の音の違いを自分自身が気付かない限りは意識は持たないと思います。
では、どうやったら気付けるか。
耳を鍛えること⭐️
これは、音程とかの話とは別で
音の質や鳴りを聴きわける耳をもつ事です。
そのためには、色んな演奏会に足を運ぶことです✨
大ホールが1番分かりやすいと思います。
吹奏楽コンクールですと、地区予選を朝から全部聴くと、基礎練をどれだけやってるかがはっきり響きで分かります⭐️
全国大会は、どこの学校もしっかりやってるので(だから全国にいってるのだから当たり前か😂)
「基礎練の大事さに気付く」という目的だと、
地区予選が1番分かりやすいです。
音の鳴り方が違うので、音質が深くて柔らかく、遠鳴りをしています。また、ガナっていない(力んでいない。上半身のみの音色ではない)ので、
楽器同士のブレンドが美しいです。
朝から1日聴いていれば、基礎練の違いを嫌でも感じますし、またホールでの演奏を色んなところで聴いていると耳が勝手に成長します。
さらに細かく言うと、ソロコンクールの一次予選も分かりやすいです。
毎コンや管打など、こういった登竜門的なコンクールの一次予選は、曲も統一されるのでより一層分かりやすいです。
ちなみに、私は初めて大きなソロコンクールを受けたのが大学2年(遅っ😂)のときだったのですが、一次予選からずっと聴きましたが(もちろん私は一次落ち)ここで、あー自分は根本的なところが追いついてないな。と、実感しました。
そもそもの音の出し方や取り組み方がちがうな。と。。。
それから卒業1年まで(間開け過ぎですね😅)受けませんでした😅
ですが、そもそもの音の出し方を基礎練でとにかく鍛えていくと、楽器の鳴らし方、飛ばし方。フレーズの作り方、タンギングの仕方等、
基礎練をやればやるほど分かりやすくコントロール出来るようになるので、
質の良い音作りができる。
それからは、この演奏なら予選は通るだろうな。という、感覚が分かってくるので、
その先の練習や曲練に取り組む事が出来るようになります。
では、表現は??
気持ちや表現って大事でしょ?
って思われますよね。
勿論です‼️とても大事です。忘れてはいけません。
ですが、イメージしてみてください。
根本的な音作りやテクニックがおぼつかないまま、表現重視の演奏をするとどうなるか。
演者は楽しいと思うのですが、聴いてる方はどう感じるか。。。
ここが重要ポイントです⭐️
そもそもの音の作り方が追いついていないと、大ホールでは、まず音の差が歴然と出てしまいますし、小ホールでも音の芯や土台が分かりやすく現れてしまいます。
表現重視の演奏は確かに楽しいのですが、
根本的な音の出し方。根本的な譜読みの仕方をしないと、
やはり楽器そのものの良い音は出ませんし、
作曲家の意図を読む事は難しいかなと思います💦
色んな音楽をホールで聴いていると、
その違いが凄く分かるようになります。
これは、プロだから聴いて分かるとかではありません。
ホールで聴く経験値になります。
また若くても年齢を重ねても、音を聴く能力は、重なれば重ねるほど上がっていきます🌟
そうすると、今の自分の鳴らし方と自然に比べてますので、
あ、基礎練やらなきゃ、あのホールでは良い音は響かせられない。
とか、
あの曲を吹きこなすことは出来ない。
と、自然と基礎練やらなきゃ‼️と考えが向いてきますので、
基礎練楽しくなーい。。。とか、めんどくさーーーい。とか、なくなりますよ😆
あと基礎練やってると、同時にソナタ全楽章を何曲も抱えられるので、効率よく大曲を回せます😆
学生さんとかでも、素晴らしい演奏を何曲も何曲も遠征やらなんやらで回す事ができるのは、根本的な土台が作れてるからなんです。
基礎力があるということなのです。
これからコンクールシーズンですね✨
みなさん、基礎練頑張ってくださいね🌟
そして、みなさん色んなホールに足を運んで、色んな音を聴いてみましょう🌟
あ、YouTubeと生演奏は、別物のカテゴリーですので、是非ホールに行ってみてください🌟
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊
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