片づけて
毎日を ラクに 楽しく!
夏休み入ってから実施される小学校の個人懇談を、事情があり早めていただいた日。
先生に近頃の娘の様子を伺ったら、
「この前ですね、泣いてしまったことがありました‥」
「えっ」
学校で泣いた?
小さい頃は涙もろかったけど、今は涙を見ることもなくなったのに、
どうしたんだろ?
先生いわく
「漢字テストで1問間違えたので、涙が出てしまったようです。」
「えっ」👀
1問‥それだけですか?
ちょっとホッとして、
そこまで完璧を求める姿にちょっとドキリ。
4人目の子育てだし、親として完璧を求めてきていないはずだけど‥
そう思いつつ答案を見ると、
こわっ。思いが溢れております。
耳なし芳一?笑
もう、笑っちゃいました🤣
家に帰って娘に事情を聞いてみたら、
「周りが満点を取ってる人が多くて‥」
と言いながらうっすら涙する娘。
「そうだったんだね〜。それは悔しかったね。」
目標に向けまっしぐらになる真面目な性格なので、それは悔しかったし不安だっただろうと推測しました。
その気持ちはしっかり受け止めて、こう言いました。
「でもさ、良かったよ。こういうことがあると間違った漢字を絶対忘れないもんね!すごくいい経験だったねえ。」
と言ったら、安心したのか笑顔が戻ってきました。
こんなことがあったので、最近の朝ドラ「虎と翼」のエピソードを思い返しました。
寅子の娘が80点台の回答を母である寅子に見せたら、寅子が
「間違ったところをやり直して、次回は間違えないようにしましょう。」
と言った。
「はい!」
と従順に娘は言う。
でも実は、その点数も母に咎められないために改ざんしたものだった。
本当は40点台だった、というエピソード。
ここから感じたことは、減点方式の声かけです。
・認めるよりも先に指摘からはじめる減点方式の対応は、相手をビクビクさせてしまう
・そういう人の前では繕って、優等生を演じてしまう
・失敗した事実を隠蔽し、さらには改ざんを生む
私たちが慣れ親しんだ教育方式である減点方式は、メリットもあるだろうけどデメリットも大きい。
特に、人への対応で減点方式だと不安と苦しみを生んでしまう、と思うんです。
分かっていても、しっかり染みついた教育はなかなか抜けないですね‥。特に親と子の関係においてはポロリと漏れ出してしまいます。
気をつけて、声かけしようと思います。
子どもが片づけをした後もね、お願いしますね🌱