▼会場▼
新宿眼科画廊 スペース地下
JR「新宿駅」東口より徒歩12分
地下鉄「東新宿駅」より徒歩6分
地下鉄「新宿三丁目駅」より徒歩7分
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11 B1
TEL:03-5285-8822
Mail:info@gankagarou.com
HP:新宿眼科画廊
X(旧Twitter):@gankagarou
▼チケット▼
日時指定・自由席・税込
一般:3,500円
U25:2,500円(※受付時要証明)
▼出演▼
伊藤優花(ヒミツミ)
梢栄(劇26.25団)
須貝文音
椙田航平
万代竜一
渡部嬉乃
▼あらすじ▼
『熊野』
桜の季節。大実業家・宗盛は、愛人・ユヤを花見に誘う。
しかし、ユヤ実家の母の病気を理由に帰郷を申し出、宗盛の誘いに応じない。
そこへ隣室に住む朝子が現れ、ユヤの母からの手紙を持ってくる。
問答の末、ある秘密が徐々に明らかになっていく。
『班女』
中年の女流画家・実子は、花子という若い女を自宅に住まわせていた。
彼女は、吉雄という青年へ恋心を寄せ、また会える日を待つうちに気がおかしくなっていた。
ある日、花子の姿が新聞記事となり、実子たちのもとに、吉雄が現れる。
しかし、花子の反応は意外なものだった。
▼Introduction▼
三島由紀夫「近代能楽集」『熊野』『班女』の舞台上演。
同作品を、令和を生きる人間である我々のまなざしで以て、再解釈することを目指します。
演出は、オトズレの坂本樹氏を迎えました。
プロデューサー・伊藤優花が、「渇望とフラストレーションを内包した繊細な価値観を持つ人物だ」と、ヒミツミとのコラボレーションの可能性を感じ、オファー。
第三者からすると些末なこととされがちな自分だけの執着や葛藤は誰もが持っているのではないでしょうか。
効率化の中では、受け流すことがクレバーだと言われるような、そういうものを丁寧に拾い上げて、「人間の本質」に迫りたいと思っています。
▼「近代能楽集」とは
三島由紀夫による戯曲集。
1956年に全5曲を収録した初版が新潮社より刊行され、その後1968年に刊行された新潮文庫版において新たに3曲が収録される。
能の謡曲を近代劇として翻案したこれらの作品は、今もなお国内外で根強い人気を誇る。
本公演では「熊野」「班女」の上演に取り組む。
▼プロデューサー:伊藤優花
俳優、演劇ネットワークぱちぱち運営チーム広報チーフ。
1998年生まれ。愛媛県出身。
小劇場を中心に、俳優活動を行う。
また、「演劇ソムリエ」と自称して、身近な人にその人に合った演劇をお勧めしたり、観劇の感想や劇評を執筆したりする活動を行う。
自身のYouTubeチャンネルにて、演劇を学べる大学の在学生やOB・OGに話を聞くシリーズ「演劇系大学紹介」シリーズを配信中。
X(旧Twitter):@choco_galu
Instagram:@yuuka3470
YouTube:演劇ソムリエ いとうゆうか
▼演出:坂本樹
演出家/劇作家/詩人 オトズレ主宰
1997年生まれ。東京都出身。
2019年にオトズレを旗揚げし、現在までに6作を発表している。「呪われた人々を描く」ことを標榜し、映像等を用いた視覚的な空間演出と人物の精緻な内面描写を特徴とする。
また詩人としては2023年、自作詩の朗読における日本最大の競技大会「KOTOBA Slam Japan」において全国優勝を果たし、本年5月にフランス・パリで開催されるWorld Poetry Championshipに日本代表として出場予定。
X(旧Twitter):@mknow7
▼スタッフ▼
舞台監督:コトデラシオン(十六夜基地)
演出助手/映像操作:中山莉子(活劇工房)
照明:田邉慶人
音響:坂本樹(オトズレ)
映像:有馬武蔵(wokome)
制作:臼田菜南
宣伝美術:pek
▼ヒミツミとは▼
俳優・伊藤優花がプロデュースする演劇ユニット。
いつもの風景のなかで見つけた感情を、舞台でもう一度咲かせてみる。
それを見つめてまた新たな何かに出会えたなら。