という思いから書き始めました。
やる気を起こしたい朝、疲れてへこたれそうな夜。
よし、やるぞ!という気持ちが湧いてくるように。
さあ、行くぞ!と気合いが入るように。
まだまだもっと!と心が引き締まるように。
自分を奮い立たせようとする人を応援していきます!
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話し方ノウハウのブログも書いています。
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画竜点睛を欠く (がりょうてんせいをかく)
ここ数年、旧東海道を歩いている。
一気には無理なので、大坂-江戸間を数日ごとに何回かに分けて。
毎回行く前には、旧街道の道筋を18000分の1の縮尺の地図でチェックする。
夏は帽子と日焼け止め (1日中歩くと焼ける!)、冬は手袋、ゴアテックスジャケット。
靴は歩きなれたウォーキングシューズ。
常にぬかりはない。
ところが先日の旅。天気予報では1日目は雨。これまで雨の中は歩いたことはない。
そしてホテルも予約してしまってるし断れない。
よし!とにかく決行だ!
雨避けのウィンドブレーカー着用。そして傘を持っていこう。
準備万端―。
予報どおり、その1日目は終日の雨。
靴はびしょぬれで、中までズクズクだ。
ドッと疲れが来る。足にまで思い至らなかった。
まさに、足もとをすくわれる思い。
画竜点睛を欠く。
(最後の仕上げを欠いたために、全体が生きてこないこと:大辞林)
どんなときも、想像力を駆使して事態に備えよう。
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苦しい経験は
私はプロフィールにもあるように、日本の大学を卒業した後、カナダのカルガリー大学を卒業した。
あの冬季オリンピックで有名な地。と言うことは、当然、冬は寒い。
だからカナダ人は、寒さに対して鍛えられている
少しぐらいのことで、「寒い寒い」とひ弱なことを言わない。
冬ならマイナス10~20度は毎日のことだ。
マイナス5度くらいの気温なら、
「Nice and coll !」
(シャキッと気持ちいい~!) とさえ言う。
むしろそれを楽しむ余裕さえあるのだ。
そしてカナダに留学したことで、そう感じることのできる自分がいる。
寒さという「苦」を体が経験することで、気温くらいのことで動じない精神が培われる。
苦手だったことでも、普通に思えてくる。
苦しい経験は、人間力を高める。
そして当たり前のことにでも、「大きな有り難さ」を感じられる人になれるのだ。
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リーダーの意味
たとえば、自己紹介のとき、最初の人が元気があると、その元気が後の人に繋がっていく。
これは負けないように元気に話そうと、あとの人も思うのだろうか?
逆に元気のない人だと、後もそうなる。
また、最初の人が、話の時間が長いと後も長くなる。
逆もしかり。
だから、あなたがリーダーだったら、ミーティングの議長や、部の責任者だったら、
自分の思う方向に場の雰囲気を持っていけるようにしよう。
1-まず、自分が元気よく話す。
2-元気のいい人を前に持ってくる。
場を思うようにリードする。だから、リーダーと呼ばれるんだ。
そしてそれがリーダーに不可欠の要素だ。
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眼力(めぢから)
先日、TVであの北島康介を育てた平井伯昌コーチのインタビューを見た。そこで彼が語ったこと。
北島は体格も差ほど大きくなく、通常の練習タイムも突出したものではなかった。
そんな北島を、なぜオリンピック選手として育てようとしたか?
それは、平井コーチ練習中に泳ぎについて注意をすると、挑戦するようなような目でにらみつけてくる。そして、試合になると練習以上の結果を出す。平井コーチは「すごい精神力を秘めたヤツだ!」と感じたそうだ。
北島はその眼力のおかげで平井コーチに見出され、数年を経た後、ゴールドメダリストまで上り詰めた。
そうなんだ。
自分の強い意志は、眼力に現われる。
それはどんな場面でも、まず人を引きつける力を持つ。
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「瞬間」を「習慣」に
現在、目標達成に向けて剣道に集中している。
その稽古の中で、師から問題点を指摘いただく。ヒカガミ(膝の裏側)に力が入っていないと。
ヒカガミが曲がると足が砕けたようになって、次なる鋭い一歩が踏み出せない。
(いわゆる「膝カックン」の軽い状態だ)
頭ではすぐ納得できる。
が、最初の頃は言われた瞬間はできるのだが、試合に熱中するとすぐに失念してしまう。
いわゆる「体が覚えていない」状態。
しかし意識して繰り返して稽古するうちに、徐々に体にしみこんでくる。「のばせ、のばせ!」と自ら言い続ける。そうするとヒカガミを伸ばすことが常の状態になる。
瞬間が習慣になっていくのだ。
これはどんなことのもあてはまる。
ビジネスにおいても。
例えば、「お客様が来社されたら元気に挨拶する」と研修で教えられたその瞬間は納得する。けれども実際になるとなかなかできない。それを意識して繰り返していくうちに、自然に挨拶が出てくる。
しかもそれがだんだんお客様だけでなく、上司でも同僚でも友人でもどんな人に対しても。挨拶することがあなたの習慣になったからだ。
「正しい瞬間」を習慣にしていこう!
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苦しい中でやってみる
前回に引き続き。旧東海道、由比-掛川間、約70Kmを歩いた中で。
東海道には 古い家並みや面白い文化もそこここにあるが、反対に何も無い単調な国道脇というシーンもよくある。
そんな状況。
単調―。
車が脇をすり抜けるだけ。
誰も歩いてなんかいない。
何か違うことをしてみたくなる。
そうだ、剣道の「飛び込み面」、-あの、メーンっと叫んで面を打ち込むヤツー、をして歩こう!単に歩くだけではなく。
小さく、「メ~ン!」と叫んで飛び込む。
何回も続けて。
正しく打つ。
5分くらい続けた。
午後4時ごろのほんとうに疲れの絶頂でやったにもかかわらず、これはどうだろう?
―体が前に出る!
―苦痛じゃない!
―足が軽くなる!
そのあと1時間、スッスッと足が出て苦痛じゃなくその日の行程を終えられた。
なぜだろうか、考えた。
これは稽古の中でよくやる、「もう倒れるくらいの最終段階で打ち込みをすると、正しい打ち込みが会得できる」というのと似ていないだろうか?
つまり、逆境の中で試練すると成果がでる、ということだ。
しんどい時、そのときが上達の機会だ。
何かをやろう!
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形の力
ここ数年、旧東海道を小分けにして歩く旅をしている。
先日9~11日の3連休は由比-掛川間、約70Kmを歩いてきた。
これで大阪から由比までを制覇したことになる。
(そのせいで先週はブログも書けなかったが)
もちろん歩くこと自体、身体に良いという利点がある。
が、それだけでなく、その道中の体験から得ることがすごく大きい。
積み重ねていって到達する喜び。
肉体が徐々に強靭になっていく実感。
過程で発生する苦しさを乗り越える方策。
まさに歩く醍醐味だ!
今回の最終日、掛川までの約27km、どうしても17:00までに掛川駅に着かなければいけない状況があった。
疲労が蓄積するにもかかわらず、スピードアップしなければいけない。
そこでふと剣道の稽古を思い出す。
これまで稽古でとても苦しい時でも、正しい形を保って打ち込むことができてきた。
歩く正しい「形」で歩を進める。
1- 体を骨盤の上に垂直に立てる。
2- 自然に前に足を出す。
3- 膝を曲げない。
4- 湧泉(足の土踏まずの上の部分)で大地を後へ送る
すると体がすっと動く。苦しくない。
むしろ元気が出てくる。
歩む速度に力強さが戻ってきた。
まさに形の力だ。
ビジネスでも常に自分の形を正しいく作っておけば、苦しい局面を乗り越えられる。
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目がすべてを語る
スピーチでも、いや、1対1で対面しての話でも、目を合わせられない人がいる。
そういう人は、はたして自分の思いを人に対してぶつけることができるだろうか。
究極の場面でも。
例えば「親の敵(かたき)」に出くわした時などはどうするんだろうか?
たぶん、何もできないと思う。
「あ、警察に電話しなければ…」くらいだろうか。
そうさせているのは何か?
それは「思い」が弱いからなのだ。
その程度の思いを、その程度に伝えらればという人はそれでいい。
しかしそれでは、あなたの存在がその程度になってしまう。
だから、目を見られるかどうかということは、思いがしっかりあるかどうかを比例して表わしている。
国会答弁のとき、彼の目はどうか?
そういう視点で見てみると、彼の思いがどの程度のものであるか、瞬時に分かるのだ。
だから僕は話し方の指導の時、まず心を強く持つ訓練をする。
つまり、「話す」ということは、強い心の、声に乗せての気持ちの発現であるからだ。
弱い心である内容は話してもしょせん弱いからだ。
「…ん~、どうしていいか分かんないよなぁ…」よりも、
「教えて下さい!決められないんです!」と、はっきり言える方が良い回答が返ってくる。
相手の目を見よう。
じっと見続けて、無言ででも、それでもしっかり見返してきたら相手の気持ちは本物だ。
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継続は力なり
イチローが10年連続200安打を達成した!!
すばらしい。
ほんと、その一言に尽きる。
毎年、0からスタートし200まで積み上げていく、たゆまぬ努力、苦境を乗り越える精神力。
自分自身のプレッシャー、周りからのいろいろな批判もはねのけ、10年間、続けてきたのだ。
今や世界的に尊敬される人といっても過言ではないだろう。
「継続は力なり」。
確かに、言い古された言葉。
小さなことでも継続してけば、いつかは大きな事を成し遂げられるということ。
しかし、その「小さなこと」が、まず、できない。
例えば、僕の例。
このブログを書くということ。
パソコンの前に座って、思いをめぐらす。
すぐできるじゃないか。
ふだんから、「あっ、これブログに書ける!」と思って、すぐメモる。
人と積極的に話して、情報を得る。
やろう!
「はい、すぐやります!」僕も…。
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八方眼 (はっぽうがん)
立ち話をしていて、自分の足元で何かがフッと動いた気配がした。
その人の目を見て話していたのだが、僕の視線がふと動いたので、彼は目ざとく指摘した。
「すごいね。こっちを見てても、さっと目が動くなんて。」
前を見ているときに、視界の片隅で何かがフッと動くのに気づいたことはないだろうか。
目の前の対象物に対峙しているが、自分を取り巻く環境全体にも注意を向けている。
「背中に目がある」などとも言う。
これを八方眼という。
武士の世界では、眼前の相手だけでなく、側面や背後からも襲われる可能性があった。
敵に集中する。
集中しながらも周囲の気配を察知する。
察知しても動じない。
動じないが、すべてに応じていく。
つまり八方眼は武士たちに必須の能力だ。
それゆえ剣道の世界でも、この能力の訓練は重要とされている。
僕はイラクにいたとき建設業に従事していた。先輩からよく現場では、「八方眼」を持てと言われた。
いつ何時、上からボルトが落ちてくるかもしれない。横から鉄柱が飛び出すかもしれない。
常に、周囲をも視界に入れながら作業を進める。
「現代武士の業界」と言えるではないか。
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