1日経ち、2日経ち | 30代後半の転職活動

1日経ち、2日経ち

彼女の部屋で過ごした初日はテレビにくぎ付け。


地震そのものの被害より、地震により引き起こされた津波による被害が大きいことがわかりました。


彼女は岩手の出身で、両親やお姉さん夫婦、親戚も岩手に住んでる方が多いんです。


しかも、お父さんは転勤が多く、彼女も岩手県内のあっちこっちに住んでました。


さらに、大学を卒業してからは仙台でひとり暮らし。


ですから、私とは違い、テレビから被災地の地名が出るたび真剣な目で見てます。


私はテレビで地名を聞いてもピンとこないのですが、彼女にとっては身近な場所なので

心配も大きいんです。


お姉さん夫婦は共に県の職員ですから、この週末も休みがないようです。



翌日、土曜日は昼食を摂り、食材調達へ。


もう、なにもないかもしれないと思いながらも行ってみました。


レジには長い行列。


肝心の食品ですが、意外にパンやカップ麺がありました。


私も月曜の昼食のためにパンを買いました。


コンビニには商品がなく、松屋やマックですら閉店。


その他のファーストフード店なども、メニューを限定しての提供というのが多く見受けられましたから、

月曜のお昼までに回復するかどうか不安だったので、買って、持って行くことにしたわけです。


備えあれば憂いなしですが、たった1日分だけですから不安はあります。


その他の食材も買い込み、部屋に戻りましだか、歩いて10分のスーパーに行って買い物しただけで

2時間かかりましたよ。


このことを知らせたくて、母に電話したら


「買い物は金曜に行ったばっかりだから、今は必要ない」


と、ちょっとキレられました・・・。


地震の前に行ってたようなんですけど、心配だったから言っただけなのに・・・。



土曜の夜、ようやく彼女のご両親と電話が繋がり一安心。


彼女のお姉さんとも電話が繋がりました。


私も、土曜は実家に帰ろうかとも思ったんですが、彼女をひとりにするのが心配だったので、

日曜に帰ることにして、この日も泊まることに。



本日、日曜は昼食を摂って早々に帰宅。


電車は動いていて、ほぼ無事でしたが、実家の最寄り駅の区間で徐行運転。


外を見てみると、作業員の方が10名以上いて作業しています。


線路の上に、真新しい石が敷かれていたので、どうやら、この辺でなにかあった模様。


昨日も折り返し運転をしてたのですが、ここが影響してたみたいです。



実家に帰る前に、駅の近くのスーパーに寄りました。


う~ん、やはり品薄。


帰って、両親に伝えたら、ちょっと心配になったらしく、私が行ったスーパーとは別のとこに

車で出かけました。


やはりレジが混んでいて、パンやカップ麺の棚に商品は1つもない状態。


これを見た母が、ようやく驚いたようで、ちょっとだけ食材を買って帰宅。


金曜、たまたま休みだった妹は、今日まで家から出ていないので緊迫感はゼロ。


さぁ、明日からどうなるんでしょう。


停電も発表されましたし、不安は募る一方。


ただでさえ、あんな会社に行きたくないのに・・・。


土日は家にいたので、いろんな情報を得ることができましたが、明日からはそれもできません。


しかも、今日から3日以内にM7以上の余震が起きる確率は70%とか気象庁が発表。


コワい・・・。