地震のあった日 ① | 30代後半の転職活動

地震のあった日 ①

とてつもなく大きな地震に見舞われました。

この日、午前中は休みをもらい、今の派遣会社の紹介予定派遣での面接に行ってました。

結果は既に出ていて、残念な結果になってしまいました。

お昼前に職場に着き、みんなでランチに行き、普段どおり過ごしていると、15時ちょっと前に
地震がありました。

自分のいたフロアは6階で、ビルは古く、免震対策みたいなのはほとんどされてないようです。

最初は揺れが小さく、周囲が騒いでいても、ほとんど気にせず仕事をしていました。

実際の時間はわからないのですが、地震を感じてから30秒位してからでしょうか、
揺れが大きくなり、おさまるどころか大きくなる一方で、いつまで経ってもおさまりません。

この会社はだらしないので、デスクに山積みになった書類は落ち、立てかけていた
パーテーションも倒れました。

キャビネットに山積みになっていた書類、ファイルも落ちました。

あまりにも大きな地震で、本当に恐怖心が湧きました。

ですが、周囲の目があるからでしょうか、冷静さは保っていたような気がします。

ようやくおさまると、館内放送が流れ、階段で外に非難するように指示がありました。

みんなは避難用のヘルメットを被っていたのですが、私のはなかったので、そのへんにあった
ヘルメットを借り、非難しました。

外は既に非難した方がたくさんいました。

歩道に出ると、ちょっとした瓦礫みたいなのが落ちてます。

自分のいたビルのタイルが数枚剥がれ落ち、これに当たって怪我をした人がいなかったようなので、
ちょっと安心しました。

その後、余震が数回あり、路上にいても揺れに気づきました。

電線は大きく揺れ、信号機も揺れているので、体感だけでなく、視覚的にも地震を感じることができます。

心配だったので、家族と彼女には電話しました。

実家にはあっさり繋がったので驚きもし、喜びもしました。

両親は無事。

特に被害もないとのことで安心しました。

30分ぐらい経ったでしょうか、エライさんが

「いつまでも外にいてもしょうがないから戻ろう」

と言うので、渋々戻りました。

デスクに戻り、ネットで地震情報を見ると、宮城が震源地であることが判明。

ただ、被害状況に関しては何も知ることはできません。

それからも何度も余震があり、1度、大きな揺れがあったので、再度、外に出ることになりました。

20~30分程度避難し、再びオフィスに戻り、それからは大きな余震はなく、定時までオフィスにいました。