ええっと今年のセキュリティキャンプの募集がすでに開始されているのは前回書いたとおりなのですが,
募集まっさい中ということで,ちょっとつらつらと何か書いてみます.
私は「セキュアなシステムを作ろうクラス」というのに参加させていただきます.
クラス長は30日でOS作ろう本で有名な,川合秀実さんです.
川合さんはOSECPUという自作VMをテーマにしていろいろものづくりするみたいです.
今年は浅田さんが新たに講師に加わっています.FreeBSD使いとしては,BSD良く知っているかたに加わっていただいてとても嬉しいです.
半田さんのところは見える化,忠鉢さんのところはOSカーネルやハイパーバイザを扱うみたいです.
竹迫さんのところはルータ自作というこれまた面白そうなことをやるみたいです.
システムクラスは分野ごとのゼミ制になっていますが,全体としてはものづくりがメインのクラスなので,セキュリティキャンプに興味はあるけど自分は解析したりするよりもモノをガリガリ作るほうが好きなんだよなーという人むけです.
で,私はそこで「組込みのセキュリティを考えるゼミ」というのを担当させていただきます.
私のゼミについてですが,参加するためにセキュリティの知識は必要かというと,そうでもなかったりもします.
セキュリティバリバリのひとというよりも,普段はものづくりばっかしやっているひとが参加してくれて,セキュリティも意識したものづくりをできるようになってくれるというのがひとつの狙いだったりもします.
むしろとにかく手を動かして,ゼロからモノを作ることができるひとを期待してたりします.
マイコン大好き少年少女にぜひ参加してほしいです.5日間,どっぷりと漬かってひたすらマイコンをいじることができます.
ArduinoでもPICでもH8ボードでもSAKURAボードでもなんでもいいのでいじりたおしましょう.
講師も楽しいくらいだから,きっと参加者はもっと楽しくてしょうがないに違いない.笑
まあ言ってしまうと,他人の作ったものなんぞには興味無し自分が作ったものが一番好き!
車輪の再発明とか言われても全然気にしない!という人向けです.
なにせゼミ長の私自身がそんな感じだったりしますので.笑
あと今年はアーキテクチャ関連のテーマも入れています.コンピュータ・アーキテクチャに興味あるという人はぜひ応募してほしいです.RISCとかCISCとかMIPSとかARMとか命令セットアーキテクチャとかについて,5日間,ひたすら議論してものづくりすることができます.CPUアーキテクチャ大好きな私としては,ちょう楽しそうです.
ゼミとしては,参加者が,自分で考えて自分のアイディアで何か作ろうとするのを推進したいです.私は基本的に参加者が自分で考えて作ろうとするものは否定せず「面白そうだねーいいねーもっと作ってみてよ」って感じのノリです.
あと毎年この時期になると「キャンプ参加したいけどレベル高そうで応募を躊躇」みたいな話をよく聞くのですが,まーなんとしてでも応募しろ!みたいなことを言うわけではないですが,ひとつ思うこととして,
「講師の私だって,やれば絶対成功したり受かったりするようなことばっかり挑戦しているわけではないですよー」
ってのがあります.
むしろ失敗したり落ちたりするほうが多いし,そんなの日常茶飯事です.
ただ,あんまし落ちるのとか気にしてなくて,失敗してもむしろLTでのネタが増えたかくらいにしか思ってない,っていうのがあります.
だから,興味はあるけど躊躇して応募しないというのは,講師としてというよりも,フツーの一技術者として,もったいないなーと思いますね.技術力ついてから応募すれば一発合格するってもんでもないですし,受かった人も全員一発合格してるわけでもないですし(むしろ何度も応募してというのが普通かと),応募自体が次へのステップでもありますし.
成功しているように見える人っていうのは実力あるから成功してるのではなく,失敗してるから実力が自然とついてきていて,それでたまに成功したのが目立っているだけです.フツーにその10倍くらい,あたりまえのように失敗しているもんです.ただ,本人がそれをあまり気にしてないしいちいち言わないので失敗が目立たないだけ.そもそも落ちることや失敗が悪いことだとは全然思わないです.失敗しても気にせず,むしろLTネタが増えてラッキー,とか思うくらいでちょうどいいです.失敗するほうが技術者としての幅が広がるもんですほんとに.
応募することで応募人数多ければ,たとえ落ちたとしても来年からは人気ってことで人数枠が増えて次から受かりやすくなるかもしれないし,そういう良い副作用もあるかもしれないです.別にだから応募しろとかいうわけではないですが,何か行動を起こすということは,本人の気がつかないところで,けっこう良い副作用があったりするもんです.
募集まっさい中ということで,ちょっとつらつらと何か書いてみます.
私は「セキュアなシステムを作ろうクラス」というのに参加させていただきます.
クラス長は30日でOS作ろう本で有名な,川合秀実さんです.
川合さんはOSECPUという自作VMをテーマにしていろいろものづくりするみたいです.
今年は浅田さんが新たに講師に加わっています.FreeBSD使いとしては,BSD良く知っているかたに加わっていただいてとても嬉しいです.
半田さんのところは見える化,忠鉢さんのところはOSカーネルやハイパーバイザを扱うみたいです.
竹迫さんのところはルータ自作というこれまた面白そうなことをやるみたいです.
システムクラスは分野ごとのゼミ制になっていますが,全体としてはものづくりがメインのクラスなので,セキュリティキャンプに興味はあるけど自分は解析したりするよりもモノをガリガリ作るほうが好きなんだよなーという人むけです.
で,私はそこで「組込みのセキュリティを考えるゼミ」というのを担当させていただきます.
私のゼミについてですが,参加するためにセキュリティの知識は必要かというと,そうでもなかったりもします.
セキュリティバリバリのひとというよりも,普段はものづくりばっかしやっているひとが参加してくれて,セキュリティも意識したものづくりをできるようになってくれるというのがひとつの狙いだったりもします.
むしろとにかく手を動かして,ゼロからモノを作ることができるひとを期待してたりします.
マイコン大好き少年少女にぜひ参加してほしいです.5日間,どっぷりと漬かってひたすらマイコンをいじることができます.
ArduinoでもPICでもH8ボードでもSAKURAボードでもなんでもいいのでいじりたおしましょう.
講師も楽しいくらいだから,きっと参加者はもっと楽しくてしょうがないに違いない.笑
まあ言ってしまうと,他人の作ったものなんぞには興味無し自分が作ったものが一番好き!
車輪の再発明とか言われても全然気にしない!という人向けです.
なにせゼミ長の私自身がそんな感じだったりしますので.笑
あと今年はアーキテクチャ関連のテーマも入れています.コンピュータ・アーキテクチャに興味あるという人はぜひ応募してほしいです.RISCとかCISCとかMIPSとかARMとか命令セットアーキテクチャとかについて,5日間,ひたすら議論してものづくりすることができます.CPUアーキテクチャ大好きな私としては,ちょう楽しそうです.
ゼミとしては,参加者が,自分で考えて自分のアイディアで何か作ろうとするのを推進したいです.私は基本的に参加者が自分で考えて作ろうとするものは否定せず「面白そうだねーいいねーもっと作ってみてよ」って感じのノリです.
あと毎年この時期になると「キャンプ参加したいけどレベル高そうで応募を躊躇」みたいな話をよく聞くのですが,まーなんとしてでも応募しろ!みたいなことを言うわけではないですが,ひとつ思うこととして,
「講師の私だって,やれば絶対成功したり受かったりするようなことばっかり挑戦しているわけではないですよー」
ってのがあります.
むしろ失敗したり落ちたりするほうが多いし,そんなの日常茶飯事です.
ただ,あんまし落ちるのとか気にしてなくて,失敗してもむしろLTでのネタが増えたかくらいにしか思ってない,っていうのがあります.
だから,興味はあるけど躊躇して応募しないというのは,講師としてというよりも,フツーの一技術者として,もったいないなーと思いますね.技術力ついてから応募すれば一発合格するってもんでもないですし,受かった人も全員一発合格してるわけでもないですし(むしろ何度も応募してというのが普通かと),応募自体が次へのステップでもありますし.
成功しているように見える人っていうのは実力あるから成功してるのではなく,失敗してるから実力が自然とついてきていて,それでたまに成功したのが目立っているだけです.フツーにその10倍くらい,あたりまえのように失敗しているもんです.ただ,本人がそれをあまり気にしてないしいちいち言わないので失敗が目立たないだけ.そもそも落ちることや失敗が悪いことだとは全然思わないです.失敗しても気にせず,むしろLTネタが増えてラッキー,とか思うくらいでちょうどいいです.失敗するほうが技術者としての幅が広がるもんですほんとに.
応募することで応募人数多ければ,たとえ落ちたとしても来年からは人気ってことで人数枠が増えて次から受かりやすくなるかもしれないし,そういう良い副作用もあるかもしれないです.別にだから応募しろとかいうわけではないですが,何か行動を起こすということは,本人の気がつかないところで,けっこう良い副作用があったりするもんです.