南部の田舎町、ハザード郡には、やんちゃな従兄弟二人組みボー・デューク(ショーン・ウィリアム・スコット )とルーク(ジョニー・ノックスビル )のの二人が居た。仲良しペアは今日も 69 年型のドッジ チャージャーを振り回し、町に陽気な騒ぎを起す。町には悪徳保安官 ロスコー(M.C. ゲイニー)、その彼を操るボス・ホッグ(バート・レイノルズ)が居たが、罠にはまり窮地に立つデューク達を救うのは、親戚の美人ウェイトレス、デイジー嬢(ジェシカ・シンプソン)と、密造酒作りの天才アンクル・ジェシー(ウィリー・ネルソン)だった。そんなある日、町でレースが開かれる事になり、ボーとルークは愛車で参加し優勝を狙うと意気込むのだが…


1980年初頭に全米で放映されて人気を博したTV番組「爆発! デューク」のリメーク。演出はややB級づいているジェイ・チャンドラセカール監督。田舎の悪がきを演じるのは、MTV「ジャッカス」で肉体芸の限界に挑戦したノックスビルと、「アメリカン・パイ」シリーズでいじめっ子役がハマっていたショーン。なんか原作とはいくらか雰囲気が違う気もするのだが、これはこれで味のあるキャスティング。ひたすらセクシーさを振りまくジェシカ・シンプソン嬢、この手の BIMBO な役は最近の女優さんはみな嫌がる風潮にあるようなのだが、彼女もなんだかとっても楽しそう。

ボス・ホッグの策略から町を救う、という大きなテーマが背骨にあり、肉付けとして笑いとカーアクションを細部にまぶすというオーソドックスな構成。良く言えば大らかで開放的、悪く言えば雑でゆるゆる、という作り込みは、いまひとつ日本人的にはつらい物がある気も。当方、アメ車にはうといので HEMI エンジンとか言われてもあまり燃えなかったのですが、、日本人をおちょくったギャグや、屋根に南軍旗を大きくペイントした愛称「リー将軍」に黒人のフリをして乗ってる白人二人、いうような人種ネタは、けっこうキワドクかなり笑いました。


翻って考えるに、この作品の世界観の根っこの部分は、米国人の政府に対する不信感みたいな所につながるような気がします。そういえば、「The X-files 」のテーマにもそんな要素を感じたような。


エンディング・ロールでは、カー・スタントの失敗で派手にクラッシュするDoge がたくさん映ってて(IMDb によると 26 台用意されたそう)、CIG や SFX じゃなくって本当にやってんだ、と感心したのでした。


IMDb: The Dukes of Hazzard

Official Site: Warner Bros.


DukeHazzard