漁港巡り、今回は宮城県の塩竈港に「ひがしもの」を食べに行った。


「塩竈港」

塩釜漁港は、遠洋・沖合漁業の基地である特定第3 種漁港として全国の漁船が利用し、マグロ、カツオ等の水揚げの基幹漁港としての重要な港。

漁港内には産地卸売市場である「塩釜魚市場」が開設され、漁港背後地には、本県屈指の水産加工団地が形成され”ささかま”等練り製品や、各種水産加工製品の主産地となっている。


「漁港の直売所」

漁港漁港地域には、仲卸や一般市民向けに各種鮮魚や水産加工製品を販売する「塩釜水産物仲卸市場」が開設され賑わっている。

1965年に設立した協同組合連合会塩釜水産物仲卸市場は、設立当時場内には367店舗が軒を連ねていたが、現在では93店舗まで縮小している。しかし、建物内は沢山の魚が並んでいる。


売り場4,950平方メートル、店舗数と種類の多さでは東北最大級。鮮魚介類、塩干加工品・凍魚・冷凍食品・珍味など豊富。歩くだけでも楽しい。


「漁港の食事処」
場内で購入した魚介類は、マイ海鮮丼にして召し上がる事ができる。
場内で食べたい海産物を購入したら6号売場のマイ海鮮丼コーナーでごはんを購入。キレイにどんぶりに盛りつけて、自分だけのオリジナル海鮮丼が作れる。
また、場内で購入した魚介類をその場で焼いたり出来る「自由焼炉」がある。焼き牡蠣、焼きホタテ、焼き魚などなど生が苦手な方にもオススメ。


塩竈のひがしもの
スズキ目・サバ科・マグロ族
 全世界の熱帯・温帯海域に広く分布する
 日本ではメバチマグロ、バチマグロとも呼ばれる
三陸東沖で、秋口から冬場(9月〜12月)にかけて、塩釜市魚市場に水揚げされる選りすぐりのメバチマグロを「三陸塩竈ひがしもの」と認定している。
以下での条件で、40kg以上のもの。

◯千島海流(親潮)と日本海流(黒潮)がぶつかり合う三陸東沖漁場で鮪延縄船によって漁獲されるメバチマグロであること
◯塩竈市魚市場に水揚げされ、秋口〜冬場にかけての期限限定であること
◯天然もので、冷凍保存を施さない生のメバチマグロであること 
◯「鮮度」「色つや」「脂のり」「うまみ」などを兼ね揃えたもので、塩釜の目利き(仲買人)として誇りと確信をもって提供できるものであること。 

「刺身」
生のメバチマグロはなかなか美味しい。クロマグロのトロにはやはり敵わないが、サッパリした赤身として美味しい。