出国編 え?世界一周って、退職しないとできないの!? 還暦夫婦、退職せずに世界一周! | 広く 浅く 時々深く!

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出国しまーす!サクララウンジ探検隊!の巻



 8月12日(月)17:30

 おでたちは、羽田空港第3ターミナルに着いた。


 ちなみに、次の飛行機の出発時刻は、翌13日の0時20分である。

 つまり、あと7時間、おでたちは空港にいなければいけないのである。


 なぜか?なぜ、そんなコトをするのか?


 そこに、ラウンジがあるからである!


 今回の旅行は、人生初の超長旅なので、抑えられる費用は、できるだけ抑える必要がある。

 本当に、食べたい物以外は、できるだけ安旨で抑えたい!

 さらに、ラウンジを利用すれば、タダ飯&タダにありつけるのである。

 

 6年前のヨーロッパ旅行の時も、7時間前には空港入りしていたが、その時は、台風の影響で公共交通機関が止まるかも知れない!という切羽詰まった状況だった。

 しかも、チェックインは、2時間前にしかできず、それまでは出国前の空港ロビーとレストランを、5時間も彷徨い続けたのである(T_T)



 そして今回…

妻「ねえ、こんなに早く行って、本当に入れるの(出国できるの)?」

おで「大丈夫くさ!もうチェックインも済ましとるんやけ、あとは出国手続きだけたい!」


 そう見栄を切ったが、自信はなかった。

 ただ、長崎空港でチェックインを済ませ、チケットも既に持っているのだから、きっと大丈夫!…のはず!


 手荷物検査の列には、たくさんの人々が並んでいたが、おでたちは今回、ビジネスクラス様である!

 プライオリティーレーンなるものがあって、そっちに並ぶことができると、YouTuberさんが言っていたのを思い出し、思い切って並んでみた(>_<)


 係の人に、チケットを見せたら、あっさり通過。長蛇の列を飛び越え、手荷物検査場のギリ手前に割り込んだ。


 「金持ちめ、いつもこんなズルをしてたのか…‪」と思う反骨心と、「今回は、いつものおでとは違うのだよ♪」という優越感が、おでの心で葛藤の渦を巻いていた。


 まあともかく、手荷物検査から出国審査通過まで、10分もかからなかった。

 パスポートへのICチップ内蔵と、顔&指紋登録(初回のみ)の機械化によって、出国手続きの時間は、大幅に短縮されたのである。


 18:00

 サクララウンジに到着。



 このラウンジは、2年前のシンガポール旅行の際、初めて利用したので、今回は2回目である。



 前回は、コロナ直後で、まだマスクも着けていたし、料理も個別に注文するスタイルだった。

 正直、そっちの方がよかった。今回の料理は、ビュッフェ形式となり、メニューもそんなに多くはなかった。



  ただ、ビーフカレーは相変わらず美味かった🍛🥄

 

 今回のラウンジ早めに入場作戦の、もう1つの目的。そう、それは…シャワーを浴びること!


 6年前、プライオリティーパスは持っていたが、当時羽田空港で利用できるラウンジはなかった。カードラウンジにもシャワールームはあったが、有料&数時間待ちだった。

 あの時は、汗びっしょりのまま、飛行機に乗ったのだった(-。-;


 そして、今回。はい、時間はたっぷりありますよ。何時間でも待ちますよ!

 

 予約は、テーブルに貼ってある、QRコードから。予約した時は、16組待ちだったので、1時間くらいかなあ…と、のんびりしていた。

 予約して、30分くらいだろうか?ラウンジ専用アプリを開いてみると、「シャワールームが空きました。早く来てください」的なことが書いてあった。

 同時に、 「しばらく経っても来ない人は、キャンセルね」みたいなことも書いてあったので、慌てて受付に行った。

  

 受付に行くと、なぜか「あいにく今、満室でして…」と言われた。

 え?呼ばれたから来たのよ、おで…と、心の中で泣いていると、「ファーストクラスラウンジのシャワールームが空いているので、そちらを使っていただけませんか?」と、受付のおねえさん。


 「よ、よろこんで!」と、おで。

 「シャワーだけですよ。それでもいいの?」と、おねえさん。

 「よかです!よかです!」

 「じゃあ、行ってらっしゃ〜い!」


 こうしておでは、人生初のファーストクラスラウンジ潜入に成功したのである。


 ファーストクラスラウンジは、遠かった。

 サクララウンジから、200mはあったと思う。

 なぜ、そこまでして、ファーストクラスラウンジに行くのか?

 それは…たぶん、一生行くことはないだろうから(-。-;

 

 ファーストクラスラウンジは、JALのファーストクラスを利用する人か、上級会員のさらなる高み…JMBダイアモンドクラスか、JGCプレミアクラスの人しか入れないという、言わば上流階級ラウンジなのである。

 「一般ピーポーが、何夢みてんのよ」と、言われるかもしれない…。

 だが、いいじゃないか、夢ぐらい見たって(T_T)

 シャワーだけでも、浴びてみたい…そんな気持ち分かるでしょ(꒦ິ⌑꒦ີ) (引用:情熱の薔薇)


 おでは、サクララウンジを後にして歩いた。

 そしてついに、見つけた!みんなの憧れ…JALファーストクラスラウンジを!


おで「さ、さ、さ、サクララウンジから、シャワーだけ借りに来ました」

おねえさん「どうぞ。ただーし!シャワーだけだからね」

…とは言わなかったが、そう言われそうなくらいびびっていた(-。-;


 シャワールームは、フツーに綺麗だった。

 普通のシャワーにレインシャワー。よか匂いのするシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。

 髪に良さげなドライヤー。大中小の清潔なタオル。

 満足なひとときであった。


ファーストクラスラウンジのシャワー


 サクララウンジのシャワーと比較すると…

すみません。サクララウンジのシャワーも入ったことなかったよ(-。-;



 ちなみにこれは、妻が使ったサクララウンジのシャワールーム。


 こっちも綺麗でよかったそうだ。

 トイレも付いてるなら、サクララウンジの方が良さそう。


 最後に訪れたのは、サクララウンジの1階上(5階)にある、スカイビューラウンジ。



 

 ここは、食事もドリンクも、サクララウンジと一緒。

 シャワールームはないけれど、4階のサクララウンジより静かなので、ゆっくり落ち着いて過ごすことができた。



  さてと、搭乗まて、あと、2時間。

 少し休んでおこう…


つづく