最高のチームは自然にできない | チームビルディングブログ

最高のチームは自然にできない

このチームは「最高のチームだ」と思えるような体験はお持ちでしょうか。


私はチーム少なくとも今現在でなくとも

過去を振り返って少し思いだして頂きたいのです。


私は「最高のチーム」だったと思える体験も

「チームになっていない」という体験もありますし、
「チームになっていない」から

「良いチーム」になってきたという体験もあります。


私が日ごろ感じていることは

「最高のチーム」は自然にできないということです。


もし自然にできたという体験をお持ちの方は私が想像するには
偶然できたか天性のリーダーがそのチームにいたかではないでしょうか。


もう皆さんの記憶の彼方へ飛んで行ってしまったかもしれないですが
ワールドカップ南アフリカ大会での日本代表は

正しくこの言葉に代表される事例ではないかと思いました。


1次リーグ突破という結果を残した代表でしたが、

ワールドカップ本番直前の日本での合宿や親善試合、
スイスキャンプ、当地南アフリカキャンプの過程では

いろいろな事が報道されました。
もちろん代表の親善試合や練習試合の結果も相まって

悲観的な報道も多かったと思います。


今から思うとこの過程の中でのワールドカップ終了後にチームメンバーが

みんなが「最高チームだった、もう一度このチームで戦いたい」

と言わせるチームの原型ができ、

それが第一戦の勝利を掴み取ることができました。



大久保選手も試合後のインタビューで

南アフリカに来てからチームになったというコメントを残しています。


「最高のチーム」を創るために、

結果として「チームとして最高の結果を残す」と自分がそしてチームが
思えるためには結果が必要です。

それもこの日本代表が教えてくれたことです。


ですがもっと大事なのはそもそも


「最高のチーム」を創るためには結果が出てなくても

その間のプロセスがどんなに大事か、

プロセスの方がもっと大事だと教えてくれています。



そして「最高のチーム」になるために必要なプロセス

を通ることが「最高のチーム」を創るということではないか

とそう思えます。