以前、『石の話』というタイトルの記事をUPした

 

石の話 | 木村孝蔵のブログ (ameblo.jp)

 

これは数少ない趣味というか関心があるものの1つなのだけど、今回はその第二弾として、シャンパーニュ

 

僕はお酒はお付き合い程度で、殆ど飲まない

 

今はコロナ過という事もあり、複数人は勿論1人での外食もずっと控えているくらいなので、もう暫く飲んではいない

 

ただしシャンパーニュ(以下、シャンパン)だけは好きで、小さなワインセラーで何本か保存している

 

今回はその中で、シャンパンの当たり年と呼ばれている2008年に限定して、自宅に置いてある銘柄を紹介したい

 

先ずは、写真向かって右から順に

 

 

シャンパン

 

 

※ ドン・ペリニヨン・ヴィンテージ2008

 

恐らく、日本で最も有名なシャンパンと言っても差し支えないだろう

 

ご存じの方も多いと思うが、シャンパンの祖である

 

ドン・ペリニヨンはこれが通常のラベル(それでも全てヴィンテージなのでプレステージ・シャンパン)であり、その上にP(プレニチュード)2やP3といった、更に熟成を重ねてリリースされる種類もある

 

流通量の最も多い画像の方のラインナップは最低でも8年だけど、P2では約その倍、P3に於いては更に長期の期間を経て世に出る

 

当然ながら価格も大きく異なるのだが、味わってみると自分の様な素人でも明らかに旨味の違いが分かる

 

今回は2008年に限定しているので画像の中には無いけど、2000年と2002年のP2も持っている

 

 

※ ボランジェ・ラ・グラン・ダネ2008

 

一般的にシャンパンは、ワインを作ってから一次発酵させる際に大きなステンレス・タンクを用いるのだけど、ボランジェはこの作業を樫の木の小さな樽で行う

 

つまり手間暇が掛かる訳だが、そういった事もありシャンパン・メーカーの中で唯一専任の樽職人を抱え、100年以上に渡って使用し続けている工房を所有している稀有なメゾンだ

 

ボランジェと言えば、映画「007」シリーズにも度々登場するジェームス・ボンド愛用のシャンパンだ

 

 

※ ルイ・ロデレール・クリスタル2008

 

ロシア皇帝であったアレクサンドル二世はルイ・ロデレールの愛飲家で、ある時、自分専用のスペシャル・キュベを造って欲しいとお願いした

 

そこで生まれたのがクリスタルなのだけど、何故ボトルが透明な(画像では後ろの箱の色が重なってしまいオレンジに見える)クリスタルで製作されているのかと言えば、立場上暗殺の恐れが日々付き纏う為、ボトルの中に毒物など何も混入してはいないか確認可能な仕様にした

 

ルイ・ロデレールは数あるシャンパン・ブランドの中で最も称賛されていて、近年では世界のトップ・メゾンである

 

 

※ バロン・ド・ロスチャイルド・ブラン・ド・ブラン・ヴィンテージ2008

 

こちらはご覧の通り、同じ物が2本

 

少し、希少なので

 

シャンパンは性質上長期保管は難しいので、販売を開始して市場から売り切れてしまうスパンが早い

 

特にヴィンテージ(ブドウの収穫年)と呼ばれる最良の年にリリースされた人気のあるシャンパンは、消費量も多いので

 

さて、バロン・ド・ロスチャイルドはその名の通り、3つのロスチャイルド家が至高のシャンパンを世界へ向けて造り出すという理念から始まっている

 

因みにブラン・ド・ブランというのは、シャルドネ(白ブドウのみ)100%の意味

 

他にもブラン・ド・ノワールといって、ピノ・ノワール(黒ブドウのみ)を使ったものと、ピノ・ムニエ(最近ではムニエ表記)と呼ばれるピノ・ノワールとは別系統の品種の黒ブドウを使ったものが現在のシャンパンの三大品種になる

 

バロン・ド・ロスチャイルドが理想と掲げているシャンパン造りが、フレッシュ(新鮮)、純粋、フィネス(洗練)であり、世界的に高い評価を受けているメゾンの1つだ

 

 

※ テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン2008

 

創業以来、四世代に渡り家族経営を続けている希少なメゾン

 

シャンパン・メーカーはそれぞれ自社畑を所有しているけど、テタンジェの畑は中でも一際広大な面積を誇る

 

世界の約140ヶ国で販売網を持つ国際的シャンパン・メーカーの1つであり、様々な授賞式や晩餐会などでも提供されている

 

 

※ 二コラ・フィアット・パルム・ドール2008ヴィンテージ

 

このパルム・ドールは、ブドウの出来が最高と見做された時にしか造られないと言われている

 

フランス国内に於いて、シャンパンの販売総数が一番多いのが日本人にも人気があるモエ・エ・シャンドンではなくこの二コラ・フィアットで、数々の航空会社、ホテルやレストランなどで採用されている

 

飛行機と言えば、JALのファースト・クラスで公式に採用されている1つが時期や路線にもよるけど、最高級シャンパンの代名詞と言っても過言ではないサロン

 

そしてANAが、クリュッグ・グランド・キュベ

 

こちらも不動の地位を築いている、世界最高峰のシャンパンだ

 

以上だけど、全部1人で飲むの?と問われたら、答えはNO

 

年齢や性別関係なく、シャンパンが好きな人と飲みたいね

 

そう、2~3人くらいで

 

シャンパンと言っても決して華やかなものではなく、完売する前にお金を工面して購入しているのが実情です

 

皆さんは、どんなお酒が好きですか?

 

焼酎?ウイスキー?日本酒?ビール?ワイン?

 

自分は、外ではいつも梅酒を注文します

 

梅酒は糖分が多いので体の事を考えるとあまり良くはないのですが、若い頃から大好きで、特に居酒屋などでは梅酒を何杯か飲んで最後に烏龍茶をジョッキでというパターンです