16 パラオ旅⑩ 5日目 秘境ノースアイランドツアー・クラゲの逆襲‼ | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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         「    16 パラオ旅⑩ 5日目 秘境ノースアイランドツアー・クラゲの逆襲‼    」


 いよいよパラオ最終日。
7:20起床。今日は昨日までよりは早くて8:05に宿に迎えが来る。
身支度を済ませ,8:00前には金城さんにお別れの御挨拶へ。
いつも1日泳いだ後の夕食前にお話を聞かせてもらっていたので,何だか普通のホテルと違って
別れが辛いなぁ~ 時間通りにインパックの人が呼びに来た。
金城さんも「 また泊まりに来てくださいね 」と少し寂しいそうにお別れの挨拶。
足が悪いので息子さんやお手伝いの人が見送りに来てくれた。金城さんが元気なうちにもう一度来たいな…

 今日のツアーはインパックの桟橋でなく.コロール島からアルコロン州へ向かう。
最後のホテルのアイライウォーターパラダイスホテルへ。ここで料金の支払いを行う。
インパックの支社でもあるのか!? カードで今日の料金190㌦を支払う。高い~
しかも昨日の飛行機の時間に遅れても責任を問わないという誓約書を書かされた。
なんか会社としては口約束よりしっかり約束を守らせるはわかるけど何だかなぁ~という感じ。
ただ今日のガイド・函館育ちの沖縄在住の長渕剛似の大坂さんは
「 会社から書いてくれと言われてますけど.今日は天候が良いから大丈夫と思います! 」と
明るい感じの受け答えでモンモンとした気持ちは少し晴れた。

 しかし,天候は良いがこのホテルから参加のドイツ人夫婦が手持ちがなくて,近くの空港のATMから
金を降ろすという。う~ん欧米人の身勝手さにはあきれ返るがカードを持ってないの!?
来る時はもう日が暮れていてよくわからなかったパラオ空港も明るい時に来ると日本の地方空港と
変わらない小ささだった… 自分は車から,あと何時間かするとこの空港に帰って来るんだなと思った。
 やっとドイツ人がATMから降ろしてお金を収め,車は空港を出発した。
とんだお騒がせな人だなぁと思っているとドイツ人夫婦は自分の隣に座り明るく話しかけてくる。
ドイツのクライスラーに勤めていて,今は提携している日本の三菱で働いているという。
カタコトの日本語を交えて,3週間のバカンスを楽しんでいるらしい。いいなぁ長期のバカンス!
楽しい会話も,ここでも自分の英語力のなさを痛感する。世界で一番英語が出来ない旅人では!?

    大坂さんは遅れを取り戻そうとかなり車を飛ばす。パラオ北部の車窓を楽しみながらの1時間位で
    アルコロン州の最北端の港に到着~ ここでトイレ休憩し,今度はボートで出発する‼
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 港を出発して,20分か30分位で最初のスノーケルポイントへ。
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環境保護区になっている昨日のビッグドロップオフに似たようなサンゴ礁から急に深くなっているポイントらしい.
泳ぎたい自分はすぐに飛び込む。大坂さんから「 早っ! 」と言われる。
少し雲が出ているが美しいサンゴ礁に色鮮やかな熱帯魚が泳いでる。
そこでゆっくり泳いでいると右上腕部をチクっと刺されたような痛みを感じたが気にしないで泳いでいた。
昨日ほどではないが,急に深くなっている所では大坂さんと競うように潜って大きな魚と戯れた。
そんな夢の続きを楽しんでいたが映画のような「 オーマイガー‼ 」という大きなうめき声が聞こえた。
あのドイツ人夫婦の夫人だった。物凄い痛そうな顔をして泣いているようにも見えた。
次に日本人家族の小さな女の子が泣き叫んでいる。どうやらエボシクラゲにやられたみたいだ…
ガイドさんから船に戻るように指示が出た。仕方がない…
 すぎにボートに戻って,泳ぎ足りないのでパラオ人の船長に飛び込み写真を撮ってもらった。
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少し泳いで最後の人がボートに乗り込むのを見て,ボートへ戻ると中では痛み泣き叫ぶ声で修羅場と化した
なんともう一人の中国人ガイドは唇を刺され,漫画のようなタラコ唇になっており,落胆としているのを見て
思わずプププっとなったのは内緒です(笑) 大坂さんは真水をかけたり,酷い人にはお酢をかけたり
大変そうだった… これはきっと俺だけでなくゼリーフィッシュレイクでクラゲを殺した逆襲が来たのでは!?
と思った.東京から来た新婚さんの旦那さんはなんと腕にクラゲのトゲが刺さったまま発見し,痛がっていた…
 昨日までとはうって変わって楽しいはずのツアーが地獄絵図のように暗~くなっていた…
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 そんな状況の中,ボートはスノーケルポイントを出発。
このポイントを抜けると天候が良くなり日差しが強烈になって来た。その間も泣き声を聞こえたまま…
 次のポイントは今までと違い,濃い蒼色をした海で船が止まった。
なんと今日のランチのおかずを手釣りで仕留めないといけないらしい。
 おおっ釣り好きなので,これは良い企画だ! 針にイカをつけてこんな感じの仕掛けでチャレンジ‼
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 すぐに当りが来て,上げてみたが途中で軽くなり,えさだけ取られていた。
その後近くでカラフルな魚がポツポツと連れ出す。パラオ人船長はこんな大きな魚を釣り上げていた。
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しか~し,自分にはパッタリとあたりはなく20分位釣っていたと思うが坊主に終わった… ガッデム‼
なんかパラオ最終日なのにイマイチだなぁ~


 釣りポイントから再びボートは走り出す。外洋に出ているのでかならボートも揺れ波しぶきを浴びる。
天気も最高になってきた。クラゲの痛みもだいぶ取れてきたみたいで船内は和やかな感じになってきた。
するとガイドの大坂さんから「 さあ,もうすぐで世界一の海・カヤンゲル島に着きますよ~ 」と言うと
島が小さく見えた! 海の色が変わり蒼から空色に変わったと思うと透明な海が広がった。
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ボートのスピードは止まらず.どんどん島が近づいてきた。おおっなんという海だ‼ 船内からも歓声が起った‼
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  これは凄いかも‼ ボートのスピードが落ち,いよいよパラオの秘島・カヤンゲル島上陸だ‼
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