「 13 春旅Ⅱ⑥ 2日目 紀伊勝浦いちりん&忘帰洞のホテル浦島!! 」
海辺の紀勢本線湯川駅を後にすると陽が暮れようとしていた。
今回の旅のメインであるマグロの街・紀伊勝浦へ移動。
夕食はブログ友の蕎麦の達人・彩庵さん(情報に感謝・ありがとう!)おススメの「 いちろん 」へ行くことにした.
そぐそばには観光雑誌でよく出てくる「 竹原 」もあった。店内は満員状態で少しだけ待った。

感じ良さそうなおばさん二人とこれぞ職人という匂いを発しているご主人の3人で店を切り盛りしている。
注文は「 まぐろ定食1500円 」とおばさんが勧めた滅多に入らない太地町の「 生クジラの尾の身1200円 」
店は活気に満ちあふれていた。朝からの異動でちょっと疲れていてマグロに期待していた。
マグロ定食が運ばれてきた。

あ~~もう一目でわかるバチマグロだった…残念。

紀伊勝浦漁港では生のマグロしか扱っておらず、紀伊勝浦観光協会のHPには本マグロの旬は3~5月と書いてあり期待していたが…どうも本マグロはGW前で終わり、今はバチマグロとキハダマグロだけみたいだ…
それでも生のマグロなので食感はいい…。ただ最近は本マグロばかり食べていたので…
次はクジラの尾の身。

自分が小学生の時はまだ給食にクジラの竜田揚げが出ていて,好き嫌いのある自分もクジラが出ると嬉しかった.それでも生は食べた事がなかったので楽しみだった。食べてみる。美味い!
新鮮な馬刺しのような食感でこれは美味しかった。ここのお店も赤出汁の味噌汁で良かった。
夕食を終えると今夜の宿ホテル浦島(14000円。夕食なしでこれは高い!)へ。
ホテルの駐車場に行くと門が閉まっていた。電話をするとホテルのトンネルの中の駐車場を案内される。
もう時間は20:00だった。ここのホテル浦島には日帰り入浴で一度だけ行った。
それは28歳の時。大学4年生の就職活動の時、第2希望のXAXスポーツクラブに内定をもらっていた。
その就職活動の時に一緒になった子に一目惚れして、恋に発展した(何やってんだ!…とは言わないで)
時間のある大学4年生の後半に彼女と楽しい生活を送れたが、自分は第一希望の就職が合格し晴れて札幌行きが決定。彼女はそのまま東京でXAXスポーツクラブの事務職について働いた。
就職してから最初は安月給で辛かったが彼女に会うのが楽しみだったと言っても過言でなった。
夏休み、冬休み、あと友人の結婚式などがあり年3,4回位会っていたと思う。
自分は意外と新鮮で会うたびに燃えてたなあ~(新しい札幌という地と初めての仕事が忙しかったからか!?)
しかし彼女の方は寂しさが募るばかりで6年の歳月を経て別れることになった…
この時はショックが大きかったし,人生で一番「 寂しさ 」を感じたかも.その後は中高時代並に荒れてたなあ~
そんな時に目にしたホテル浦島の忘帰洞という温泉。
何でも空海がこの温泉に入った時に帰るのを忘れるくらいに入っていたい温泉という意味らしい。
それにそそられ失恋旅に南紀旅に出た。その時は関空から白浜までJRで移動,そこからレンタカーで南下した.
今までの旅でも一番誰とも言葉を交わさなかったつまらない旅で印象にある。
ただホテルに船で渡るロケーションとこの忘帰洞の温泉は強烈な印象があっていつか泊りに来ると誓っていた.
それがやっと実現したが行く前に多くのブログ友がホテル浦島に行っていることが判明。
しかも館内に入ると人・人・人。凄い観光客の数。なんか関東で言うハトヤホテル的存在なのかな!?
部屋はせっかくの畳があるのにツインルーム。でも広くて勝浦の港が目の前でいい~

本館からは忘帰洞より玄武洞という温泉が近くてシャンプーリンスも備え付けてあるいうことで先にそちらに行った。あれ!?同じ洞窟風呂だけど狭いし、人が多い。さすがにここでは写真は取れなかった…
泉質は源泉が近いせいか硫黄の香りが凄くて肌もスベスベになるがいかんせん人が多くて落ち着けなかった.
館内に戻ると土産屋から色々な施設や温泉の種類も豊富でもっと早く来てゆっくりすれば良かったと後悔…
一度部屋に戻ってお風呂の終了時間が23:00(これは早過ぎだろう!せめて25:00だろ)の30分前に
忘帰洞に行くことにした。おお~この広さと少し薄暗い洞窟風呂の光景だ!

しかも人は全然いない!すぐに波打ち際の温泉に浸かる。あの時のことが鮮明に想い出してきた。
ちょっとシーンと来たし、後悔感も湧いてきた。こんな感傷的な旅もたまにはいいかな…
23:00を過ぎると掃除のおばちゃんに「 そろそろ時間ですよ 」の言葉に現実に帰る。

南紀の旅2日目の長い1日が終わろうとしていた…