JR札沼線の秘境駅 ~豊ヶ岡駅、新十津川駅など~ | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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 長らく3月の南九州旅と、東海旅をブログにつづったが、特に良かったのが飯田線と指宿枕崎線のローカル線。飯田線の秘境駅・田本駅、為栗駅などは別格だった。その余韻で今日は雨竜町に用事があったのでその帰りに札沼線に駅巡りをした。
 
 JR札沼線は札幌駅から滝川近くの新十津川駅までは結んでいるが、かつては留萌本線の石狩沼田駅まで結んでいたので札沼線というらしい。この路線は非電化路線で二つの顔を持っている。一つは札幌郊外の北海道医療大学までは通勤通学客で賑っており、本数も多い。現在は電化工事が行われていて、完成すれば1時間1,2本の割合で快速エアポート新千歳空港行きが運行されることになるだろう。
 
 もう一つは、その先はぐっと人口も減り、運転本数もぐっと減り運転本数も北海道医療大学の次の石狩金沢から浦臼間は1日7往復、浦臼の次の鶴沼から終点の新十津川まではなんと3往復しかない。
中国地方にある可部線に似ているかも。可部線は非電化区間の可部から三段峡まで廃止しれてしまい、札沼線も電化されたら、非電化区間はいつ廃止になってもおかしくないだろう。特に鶴沼から新十津川までは廃止になっても文句を言うのは鉄道ファンくらいだろう。廃止にならないうちにもう一度行ってみよう。
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 まずは終点の新十津川駅へ。
ここから滝川駅までは2㌔くらい。結んでいれば少しは人が流れたかな。でも今は誰も望まないだろう。
以前は石狩沼田駅まで延びていた線路の先は建物が建っているので100%復活はない。
ようこそ新十津川駅の看板が終着駅らしさを出しているが、人の気配がしない寂しさ漂う駅だ。
それでも住宅があるので秘境駅にはならないかな。
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 次は下徳富駅。
少しだけ人家がある。駅舎の前には大きな木があって雰囲気がいい。目の前には田んぼが広がる。
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 次は南下徳富駅。
板張りの駅。木造駅舎もカワイイ。辺り一面田んぼが広がる。この駅いいなあ。
この時期はたくさんの白鳥がいた。これから北へ飛来するのかな。
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 次は於札内駅。
ここも田んぼが広がり、遠くに数軒人家が見えるだけ。
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 次は鶴沼駅。
ここまでが1日3往復区間。さすがに人の気配はまったくない。よく路線が保たれているものだ。
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 次は札的駅。
国道のすぐ近くだが、人家は少なく、防風林が目の前にそびえ、葉をつけた季節はもっと違う眺めになるだろう。
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 最後は豊ヶ岡駅。
札沼線一の秘境駅で札幌から車で1時間くらいなのに、あたりに人家はなく、うっそうと繁る森の中にある。
今は葉がなく以前来た時よりは秘境度は劣るが、相変わらず音のない世界で風の音だけが聞こえている。
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列車がくると列車の姿が見えなくても静寂の中からカタンコトンと枕木を刻む音が少しずつ響いてくるのがメチャクチャ心地良い。この駅いいなあ~。いつまでも残って欲しい駅だ。
 
*ラストは昨年の9月の豊ヶ岡駅。やっぱり残雪より新緑の方がいいなあ~。
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