夏のJR北海道・1日散歩切符の旅② ~日本一の秘境駅・小幌駅~ | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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       「    夏のJR北海道・1日散歩切符の旅◆ 粗鐱椣譴糧覿駅・小幌駅~    」


 
 牛山隆信さんの「秘境駅に行こう」という本やHP、CS番組を見るのがとても好きだった。
その中で秘境駅ランキングというのがあるが、その中の1位が今回二つ目の目的地の小幌駅だった。
この駅に行くには道路がないため列車でしか行けない秘境の地なのだ。


 黄金駅14:00→15:03小幌駅15:26→16:25稀府駅16:28→16:37北舟岡駅


 黄金駅を出ると先程までいた北舟岡駅を通過する。礼文駅を出るといよいよ次ぎは小幌駅だ。
トンネルに入りアナウンスが入ると席を立ち、先頭車にかぶりついた。見えた!本当にトンネルとトンネルの間に粗末なホームがある小さな駅だある。いいぞ、小幌駅!期待は高まった。

 降りた客は自分一人。秘境駅はこれでいい。
今、乗っていた各駅停車はすぐにトンネルの闇と消えた。あたりを見ると海がすぐそばのはずなのに
四方を森に囲まれ風の音しか聞こえない。トンネルとトンネル間のわずかな空間に駅がある感じだ。
午前中と違いすっかり天気が良くなり気温も上がってきた。すると誰もいない駅に通過列車のアナウンスが流れるとトンネルの中に光が見えないうちから中から風圧が感じられ、その勢いがだんだん大きく感じられてきた。小さなホームに立っている自分が飛ばされそうになる。やがて光が見えてきた。特急北斗の通過だ。もの凄い速さで通過し四方を森に囲まれているため爆音に聞こえる。ちょっと怖かった(笑)
 橋の上の土佐北川駅に行った時、トンネルの中から写真を撮っていればなあと思ったので今回は実行。
中々良いアングルだ(良い子は棄権なのでマネしないように!)次に下り方面から貨物列車が通過してきた。滞在わずか20分で通過列車2本はラッキーだ。この駅は通過列車の時のトンネルからトンネルのわずかな空間を爆走し、爆音が響くのいい!
 周りを少し探索すると作業者が休む寄宿舎があった。さらに獣道を下ると綺麗な浜に出るみたいなので
次回はぜひ行きたい所だ。やはり居心地の良い駅に滞在時間20分は短すぎた。またもや誰もいない駅にアナウンスが流れ東室蘭駅がゆっくり到着してきた。降りる客はもちろん誰もいない。今度は2両編成だ。

 礼文駅を出ると海岸線を走る。椴法華海岸近くを走る。海が綺麗で横一線の波が立っていた。波乗りしたい!噂通り良い浜だ。でも遠いなあ~。天気はどんどん良くなり雲一つない天気へ。
北舟岡駅に着くと一人の女性がカメラを持ち車両を写していた。浜を見ると太陽が下りだし海を照らしている。これは絶対夕日日和だ!時刻表を見ると次ぎの稀府駅で3分の交換時間で登り列車が来る。
稀府駅に着いた。

 「 夕日が見たい! 」

 そんな衝動に駆られ、またもや海辺の駅・北舟岡駅に向って各駅停車に乗り換えた…