2009 さぬきうどん旅・冬⑩ 癒しの島・牛島へ | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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      ブルーオーシャン2号(1) 牛島の廃屋(2) 港の反対側の漁港(3) 波止場(4)(5)  



             「    2009 さぬきうどん旅・冬 癒しの島・牛島へ     」



 丸亀港 12:10→12:25 牛島 14:20→14:35 丸亀港 往復900円

 丸亀港には小さな高速船が止まっていた。車を港を置き、チケット売り場で往復フェリー券を買う。
以前、本島に行ったことであるので丸亀港は2回目になる。今回の牛島は初めて。2時間の滞在時間だ。
港を出ると、すぐに瀬戸大橋が見えてきた。瀬戸内海に大股を広げて架かる瀬戸大橋は何度見ても美しい。20世紀最大のプロジェクトの建造物と瀬戸内海の島々のアンバラスなコントラストが本当に美しい。

 船は速くわずか15分で牛島に着いた。老夫婦2人が降りただけであとは自分だけ。すぐに高速船は次の本島に向かって行った。港の水が青く綺麗だ。何もない。どうしよう…家に帰ろうとする老夫婦に声を掛ける。自分「この辺にレンタチャリありますか?」おじいさん「何もない島だからねえ。この道を行くと丸亀方面を望む浜に出れるよ」歩いたら15分か20分位だという。歩くしかないか。小さな待合所に自転車があるのに気づく。鍵がかかっていない。自分「この自転車、借りて大丈夫ですか?」「元に返せばいいんじゃない?」何ともほのぼのとしたやりとり。早速、古びた自転車を走らせ、港の反対方向に向かった。この島も猫が多い。水仙や梅の花が咲き、天気も良くて気持ちいい。しかし、廃屋も結構見かけた。
何軒もあった…

 港の反対側にすぐに着いた。漁港がある。浜は砂利浜で寝転ぶのに都合がいい。正面には丸亀の街並が見え、東方向には瀬戸大橋が見える。何よりサンサンと照らす太陽光がメチャ気持ちいい。この気持ちは日本海側に住んだことがないとわからないと思う。とにかく冬は寒いだけでなく、晴れの日が極端に少ないのがつらい…外で太陽光に身を任せるのがこんなに気持ちいいとは。しばらく小さな波止場に寝転んでいた。島を少し自転車で探索すると農作業している外国人の方がいた。「ハロー」と挨拶すると流暢な日本語で「こんにちは」と返ってきた。廃屋が何軒もあって島を捨てていく人もいれば、外国から過疎の島に住み着いている外国人もいる。何もないけど心が癒される島。以前放映されたドラマ「瑠璃の島」の場面を何度も思い出した。癒しの牛島は海も超綺麗なので、今度は夏に1泊この島に滞在したくなった。

 返りも同じ高速船で丸亀港に戻る。牛島から乗ったのは自分一人だけ。あっという間に丸亀港に着いた。帰りの飛行機まで3時間を切った。さあ、さぬきうどんを食べるぞ!ラストスパートだ!!