と思ったら、予選全チームの対戦成績でアジア1位にならないと行けないみたいですね。
アジア勢に全勝して行けないとなると大変。明日のアルゼンチンは強豪だが、最終日のアルジェリア戦となるとプレッシャーが大きいので是が非でも決めたい所だ。
今日の植田監督の最後のガッツポーズと涙で自分も決まったと思ったので、明日ゆるみが出ないことを願うばかりだ。セット率で決めるのでなく、勝利での北京を決めて欲しい！
＜ 今日の勝因 ＞
今日は朝長がセンターを積極的に使い、相手ブロッカーに的を絞らせかったことが一番の勝因だろう。
そのトスに応える様に松本、山村のクイックがよく決まった。山村はブロックもよく、松本はサーブも良かった。石島を復活させたのも大きい。派手さはないが、相手の能力を引き出す素晴らしい心の持ち主。石島のレセプションは厳しいがブロック力と気迫は全日本には欠かせないからだ。
途中出場の荻野の安定したレセプションとチームの雰囲気を立て直したのも大きい。マスコミも荻野、荻野なのでここはあえて触れない。そして、目立たないものの津曲のレシーブが良かった。この大会は崩れた所を見たことがない。表情も一点の曇りもなく、とてもいい顔をしている。
ＭＶＰが朝長ならば、準ＭＶＰは津曲と見る。
＜ 明日への課題 ＞
誰でもわかるが、また王手をかけた3セット目の終盤。セッター、山村、石島の前衛に山本がバックライトのあのポジション。イタリアの悪夢がまた再現された。石島のストレートがアウトになると、山本は何と2本もスパイクがネット。サーブも20点以降は入らず、どうにかならないものだろうか…
あの場面での朝長は非常に迷った思う。荻野が踏ん張ったものの、たまたま相手にミスに助けられた感じだ。2回やるということは、もう「精神面」という言葉だけでは片付けられない。ここの場面の手立てを考えないと、2度あることは3度必ずある。解説の中垣内は疲れが見え攻撃力の劣る荻野と越川の交代（自分は1セット目の途中から見たため、なぜ越川が交代させられたかはわからない）を言っていたが、自分は荻野より山本とだと思った。（守備的ライトで）こうなった時に、昨日も述べたがサイドが清水、福沢では荷が重く、交代要員がいないのが現状だ。甲斐や北島、柴田（筑波の後輩石島に抜かれ何とも思ってないのか！）は何をしてるんだろう…
アジアの1位はセット率からも、かなり濃厚だが2敗は避けたいところ。しかし、今日の状態を見ると底上げした全日本もスーパ－エースの山本と控え層の薄さ、石島のレセプションなど課題は山積だ。
植田監督、よろしくお願いします！
人生を変えろ！ そして心に描き続けた夢を実現せよ！ 頑張れニッポン！！