2008年 さぬきうどんツアー 観光編① ~ いざ坪尻駅へ ~ | 蒼の憧憬を求めて~旅・麺類・駅伝・中日ドラゴンズ~ 

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    坪尻駅と池田行きの列車(上)、   坪尻駅舎(中)、    いざ坪尻駅への獣道(下)


 うどんツアーだからと言って、うどんだけ食べている訳ではない。旅人なので、観光もする。

<2月15日>
 この日は風が寒いが天気は良く、瀬戸大橋付近では夕焼けが綺麗だった。さらに、宿泊した瀬戸大橋荘では瀬戸大橋夜景ツアーに連れて行ってもらった。20:00から無料である。参加車は2名。大阪から来た登山家のおもしろいおじさんだった。宿の裏の小高い山(聖通寺山117叩砲鯏个襪蛤篏仍圓搬薪拂纏圓量觀覆広がり目の前に瀬戸大橋がデーンと形を現していた。山の頂上は展望台兼結婚式場になっており、景観は素晴らしいものがあるが、閑古鳥が鳴いていた。以前本島から見たときはライトアップされていた瀬戸大橋も現在は港湾関係や島の住民の苦情から土日のみになっているようだ。土曜の夜はもっと人が多いのかな。絶景なのに人がいにのは残念だ。寒すぎて長居が出来ず運転手さんごめんなさい!

<2月16日>
 この日の観光のメーンは坪尻駅だ。すでにうどん屋を5軒周り、腹はパンパンだった。予想以上に早く店を周れたので たからだの里 環の湯へ。(本当は祖谷温泉に行きたかったが、露天風呂は改修工事で入れず)ここは景色がよく、ぬるめでヌルヌルした(秋山か!)泉質でとても気に入った。
 体を温め、いよいよ坪尻駅へ。
当初は隣の財田駅に車を置いて行こうと思ったが、下り方面はそこそこ停車するものの、登りは9時台を逃すと17時台までないというダイヤで、時間もそうだが、思ったより寒かったので効率よく行くために車で行くことにした。坪尻駅前のバス停(1日3本しか運行してない)にレンタカーを止め、坂道を下りだした。国道から離れると人気がなく、晴れた日なので良いが夜はちょっと怖い感じがする。途中不法投棄のようなゴミも気になった(札幌市清田区の山にもゴミ回廊なる悲しい場所がある)獣道を10分位下ると汽車のエンジンがした。丁度スイッチバックをしていて崖上から眺めることができた。ここまで家はまったくない(もちろん国道沿いにもなかった)1軒廃屋と壊れたオフロードバイクがあり駅に到着した。すると秘境駅のはずなのに二人も客がいた。今の汽車に乗ってきたらしい。彼らに挨拶をする礼儀正しい俺。岡山かちょくちょく鉄道の旅にでるという40位の人と東京から出張の帰りに寄ったという50くらいの人に会い話をした。二人とも相当な「鉄」と見た。俺のようなにわか「鉄」とは違う気合を感じた。二人に写真を頼むと構図にこだわってくれ写真の出来も上々だった。まわりはほんとに何もない遠くの川のせせらぎが聞こえてくるくらい。駅舎は意外と立派で駅前も小さな広場っぽくなっていたので昔は利用者があったのかな。駅を散策していると特急が2本、普通が1本走り抜けた後お目当ての下りの列車がやってきた。
 一度ホームを抜けた列車はスィッチバックをして戻って来た。なにげに感動!彼ら二人は池田まで行って折り返しの汽車に乗るという。やっぱり駅には列車で来たいものだ。彼らと手を振りお別れ。楽しい出会いだった。この汽車でもカップルが降りてきた。土曜とはいえ、秘境駅が観光地化してきた感じだ。レンタカーは楽だけどやっぱり鉄道はいいなあと思った、坪尻へのプチ旅行だった。