<優勝> 学法石川 2:00:36₌大会新記録
1区から首位を譲らず,高校最高新記録で初優勝!!

増子陽太3(1)→若田大尚1(12)→栗村凌3(1)→佐藤柊斗3(3)→末田唯久海3(3)→保芦摩比呂3(2)→美澤央佑1(11)
福島県の名門高校で多くの名ランナーを輩出した学法石川が初優勝を果たした!
1区増子は昨年出した鈴木の日本人最高記録を大幅に上回る区間賞で発進すると3区のもう一人のエース3区栗村も強かった‼
心配された4区以降もトップ効果での素晴らしい走りで,仙台育英の追撃を跳ねのけ,1度も首位を譲らない新記録での優勝は素晴らしかった。
「 主な3年生の進路 」
増子13:27→早大、栗村13:34→中大、保芦13:56→創価大、加藤14:13→東国大、末田14:20→明大、水野14:23→大東大
<2位> 仙台育英 2:00:59₌大会新記録
最強の2位も悔いが残るか…
菅野元太3(6)→簡子傑1(4)→鈴木大翔3(3)→近江亮3(1)→佐々木蓮斗3(6)→佐藤賢仁3(3)→若林司3(1)
5000M13分台を6人を擁し,優勝候補筆頭に挙げられていた仙台育英だったが1区で47秒差,3区で56秒差を開けられたのは誤算だっただろう…当初のレースプラン通り30秒以内なら後半の13分台ランナーでプレッシャーをかけられたと思うが,少し差が大きかった…それでも23秒差の高校最高記録での2位は最強の2位と言っても過言でないだろう…
「 主な3年生の進路 」
鈴木13:46→駒大、菅野13:46→創価大、若林13:51→大東大、佐藤13:56→順天大、近江13:56→大東大、簡13:58→中大、
<3位> 倉敷 2:01:41
駅伝名門校が表彰台を死守!
首藤海翔3(8)→キプロブ・ケンボイ2(5)→北村海智3(4)→山下陽音2(8)→林光希2(18)→北村蓮2(1)→桒田旬斗3(2)
前評判はそれほど高くなかった今大会だったが日本人エース首藤が7位発進すると2区終了時にはトップに近い位置に来るかと思われたが,今年の留学生はそれほど強くなく,厳しい後半戦が待っているかと思われたが,逆に3区北村や6区区間賞の北村,アンカー來田らの追い上げで表彰台を死守した駅伝力はさすがと言うしかない!来年は区間賞の北村やキプロプら2年生が4人も残るので優勝候補の筆頭だろう!
「 主な3年生の進路 」
首藤13:44→日大、北村14:06→神大、桒田14:17→東海大
<4位> 鳥取城北 2:02:11
大牟田から集団転向も表彰台を逃す…
本田桜二郎3(3)→山根爽楽3(19)→村上遵世3(2)→宗像琢馬3(9)→野嵜劉心2(10)→末永琉海3(7)→長煌介1(13)
大牟田高校から集団登校で話題になった鳥取城北だが,エース本田を中心にダークホースに上げられていた。
そのエース本田が3位発進し,3区村上も好走し3位を守っていたが,後半選手の差で倉敷に逆転され,悔しい4位となったのでは⁉
「 主な3年生の進路 」
本田13:43→早大、村上13:49→創価大、末永14:16→日大、宗像14:19→日体大
<5位> 八千代松陰 2:03:22
千葉県2位から5位入賞!
上杉敦史3(13)→伊藤悠ノ介3(14)→宮川大樹2(13)→松本大輝3(7)→髙澤颯3(1)→上杉創亮1(13)→荒井稜司2(6)
近年は関東一の強豪校になってきたが,今年は千葉県予選で同タイムながら市立船橋に敗退し,関東大会の記念枠での出場となった。3区終了時10位だったが,5区高澤の区間賞の走りで6位に浮上すると更にアンカー荒井が1人抜き5位入賞は千葉県大会の悔しさを晴らす5位入賞になった!
「 主な3年生の進路 」
上杉14:12→早大、綾14:21→明大、松本14:24→創価大
<6位> 西脇工業 2:03:24
久々の表彰台に立ちたかったが…
新妻遼己3(2)→岩﨑奏2(17)→新妻昂己3(6)→佐伯優月3(28)→中道琉惺3(20)→髙林恭大2(16)→岸本周真1(16)
エース新妻兄が1区日本人最高記録の2位で発進し,久々に優勝争いが期待されたが,徐々に順位を落とし,後半区間に立て直す選手はおらず悔しい6位で終わってしまった…13分台の準エース格の赤坂の欠場も痛かった…
「 主な3年生の進路 」
新妻兄13:35→早大、新妻弟14:08→神大、赤坂13:55→創価大
<7位> 拓大一 2:03:34
来年に期待が持てる7位入賞!
木村悠未2(13)→相川健太3(13)→山田莉生1(13)→寺内頼3(16)→上吉川諒矢3(13)→古屋瑠佐2(9)→林昊希2(4)
ノーマークの東京代表の拓大一だったが,5区まで区間一桁の選手は一人もいなかったが堅実に繋ぎ12位で繋ぐと6区古屋が9位に浮上するとアンカー林も2人抜き歓喜の7位入賞となった!抜けるのは5区の3年生1人のみで来年は東京代表としては久しぶりの表彰台を狙いたい!
「 主な3年生の進路 」
寺内14:12→青学大
<8位> 豊川 2:03:36
東海地区から久々の入賞!
大沼光琉2(30)→森田陽翔2(7)→吉村竜友健2(8)→伊藤颯汰3(9)→中川拓海2(6)→嶋岡希3(11)→永嶋駿樹2(3)
1区の出遅れは痛かったが2区森田と3区吉村で14位まで浮上すると,その後も順位を上げ,アンカー永瀬も2人抜き,服部兄弟の仙台育英から集団転向以来の久々の入賞となった!2年生5人も残り来年も楽しみ。本来なら愛知県や静岡県は強い選手が多いので復活して欲しい地域だ。
「 主な3年生の進路 」
嶋岡14:19→国学大
<9位> 鳥栖工業 2:03:38
2秒差で入賞を逃す…
今村仁3(10)→高橋功平3(10)→下森実直3(36)→川副剛煌3(5)→重藤開3(8)→増永颯人3(14)→辻竜乃介2(5)
1区エース今村が10位発進したが3区で17位まで後退したが,その後4区川副&重藤の走りで再び8位に盛り返した駅伝力は素晴らしかったが,最後わずか2秒差でかわされたのは悔しい9位だっただろう…
「 主な3年生の進路 」
今村13:48→駒大、下森14:04→東農大、高橋14:23→神大
<10位> 佐久長聖 2:03:45
3連覇ならず…
酒井崇史3(19)→佐藤広崇2(28)→小海楽空2(9)→赤坂直人2(13)→斎藤晴樹3(1)→小室快斗2(9)→林和輝3(14)
昨年2連覇を飾り,経験者が1区酒井のみだけで心配されたが,その酒井と2区が遅れ18位発進になったのは誤算だった…
それでも駅伝力のあるチームで3区小海から反撃開始すると6区小室で8位まで浮上した走りは素晴らしかったが,最後は力尽き10位に終わってしまった…名門校だけに2年生4人を中心に来年巻き返したい
「 主な3年生の進路 」
酒井13:55→中大、福島14:08→東海大、猿田14:13→東洋大、斎藤14:16→東国大、加藤14:19→神大
<14位> 札幌山の手 2:04:24=北海道高校新記録
2区終了時2位に浮上!!
林柚杏3(7)→ボイ・ビリス1(2)→高橋講一郎2(39)→村田伊吹2(32)→増田優太朗1(10)→前田拓哉3(28)→浦田誉人2(20)
エース林が7位発進すると最強留学生ビリスが2位まで浮上し,北海道の高校が首位が見える位置まで走ってる姿は見た経験がなかっただけに興奮した(^▽^)/何とか8位入賞を期待したが,3区からは順位を落とし14位で終わった…それでも来年も5人が残り先頭の背中を見ながら走った経験は生きるので林選手のような日本人エースが成長すると来年は入賞実現は夢でないだろう!
「 主な3年生の進路 」
林13:51→東洋大
「 その他の主な選手の進路 」
・五十嵐(水城13:49)→国学大、山本(高知農13:50)→城西大、土間(世羅13:51)→駒大、内田(鎮西学院13:53)→創価大、松尾(市立船橋13:55)→帝京大、池谷(駒大13:55)→駒大、門間(九州学院13:57)→中大、古川(盛岡大附13:58)→青学大、近藤(東海大相模13:59)→東海大、田村(関西創価14:00)→創価大
<大会MVP>増子3(学法石川1区区間賞)…昨年の鈴木の作った日本人最高記録を大幅に上回る1区区間賞!
<殊勲賞> 近江3(仙台育英4区区間賞)…仙台育英の反撃のきっかけとなった走りは見事!
<敢闘賞> 新妻兄3(西脇工業1区2位)…増子には遅れたが1区日本人最高記録を上回ったのは立派!
<技能賞> ムティアニ(山梨学院2区区間新)…2年連続2区区間新は素晴らしいスピード!