どっちも人殺しマンガだから、不謹慎なんだけど、どっちも面白い。
シーシェパード、ぶち殺したいもんな。
意味わかんねえ人は、たまにはNHKでも見てくれや。

君のナイフは、キチガイじゃなくてまともな青年が、犯罪者をひとり500万で殺害するよう依頼される話なんだけど、あぶなっかしいんだけどモラルがあって面白い。
そもそもモラルってそうゆうもんだよな。
法律じゃないんだから、状況次第で揺れたりブレたりするもんだ。
オゴリなら1万2万のカネでガタガタゆうのはケチだなって思うけど、1000円でも借りたカネ返さないってのは人間的に許せないし、額の大小じゃないよな。

罪と罰は、文豪の古典をうまく現代の日本にアレンジしてあって、ちょっと原作も読みたくなったよ。ロシア文学って、登場人物の名前がすぐわかんなくなるから挫折しちゃうんだよな。訳によっても書き方が違ってたりするし。ジュリアスシーザーとユリウスカエサルが同一人物とか、わかんねーっつの。

どっちも殺されても仕方ないようなヤツを殺すって話だから、あんまムシャクシャしてる時に読むのはよくないのかなーって思ってたけど、面白いのに案外冷静に読めた。サスペンスはやっぱり人を殺してナンボな部分があるから、それをするようなキャラをいかに魅力的に描くかが大事だな。

「どんな武器も人を殺さない、人を殺すのは人だ。」ってゆうセリフがあって、(なにで読んだかは忘れたけど)そのセリフに納得できるようなマンガはやっぱ傑作だよ。
DeepLoveってヤンマガでやってたホストがビッチ相手に人助けとかする、くっだらねーマンガがあったんだけど、すーぐ愛とか優しさとかぬかす作品は99%クズだな。薄っぺらいし迫力がない。世の中そんなもんじゃねえだろ。震災の募金を詐欺でかっさらうヤツがいるんだぜ。そのうち障害者をリンチする人間が出てきても、俺は驚かないよ。

残酷なマンガとかで、青少年への悪影響がどーこーゆうバカで低能な教育評論家がいるけどさ、本当の社会の害はそいつらだよ。世の中、感動的な、善良な話の方が多いのに世の中クズばっかじゃん。どうせ一線を踏み越えるヤツは出てくる。絶対にゼロにはならない。バカとかしこは相対的だからな。だったらフィクションでガス抜きして、少しでも実際の犯罪に至らない社会にした方がマシだと思うんだけど。

だいたい教育がどうこういってるママさんたち、あんたらの世代が援助交際って言葉つくったんだよ。その責任はどうなってんだ?
少子化が問題なんだったら高校生のセックスを条例で規制したりすんなよな。俺なんかは同級生がリーマンとつきあいまくってて、オトナになったら規制されてる世代だぜ。初恋もなにも、あったもんじゃねえよ。