写真家・小澤太一の『logbook』

写真家・小澤太一の『logbook』

小澤太一のなんでもない毎日の記録集

【写真集告知】


『赤道白書』4840円<税込価格>


『SAHARA』3960円<税込価格>


『ナウル日和』3520円<税込価格> 

すべての写真集は【小澤太一のHP】で販売しています。サイン付きが必要な場合もおっしゃってください。
コザワとお会いできる人は、直接購入することもできます。少しですがサービスもいたしますので、気軽にお声をかけてくださいませ。

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Nine Galleryで9/26から『ブドウ&パイナップル展』が始まりました。

ブドウかパイナップル、どちらかを【主役】で撮ったプロ13名、そして公募形式で選ばれたアマチュア13名の作品を無記名で展示するこちらの企画。どれがプロ・アマの作品か推測したり、作家ごとの被写体の捉え方の違いを楽しんだりできます。ある意味、プロ殺しの写真展なのです……。

短い時間でしたが会場に在廊してお客様と話をしたり、また僕自身もクイズをやったりしました。26人中、何人当たったかといえば……7人だけ(涙)。めちゃめちゃ難しいです。

 

この企画は今回で3回目ですが、僕は1回目から三度連続でこのプロ殺しの企画で殺されています。過去、どんな作品を出したかというと……

1回目:バナナ&ストロベリー展

 

2回目:キウイ&マンゴー展

 

今年はどんな作品を出しているでしょうか?きっと誰もわからないと思いますが、よかったらぜひ自分の目を確かめに行ってみてください。今週日曜日10/1までです。

【展覧会概要】

▼タイトル:比較型写真展「ブドウ&パイナップル展」

▼日時:9月26日(火)-10月1日(日)10-19時(最終日は17時まで)

▼出展者:

【プロ13名】会田法行 / 上田晃司 / 鵜川真由子 / 鍵井靖章 / 小澤太一 / 小橋城 / コムロミホ / 公文健太郎 / 佐藤岳彦 / 菅原貴徳 / 田口るり子 / 柳原美咲 / 若子jet

【アマ13名】青木幸子 / 大輪ニ美世 / 奥田圭子 / 花澄 /久保田正明 / Dai Chaachaa / 武井克丞 / ナカムラミホ / 野口克美 / 原田佳実 / 松村尚子 / 宮路 由季子 / 森幸子

▼入場料:500円

 

朝晩はちょっと肌寒いけれど、日中は半袖でも暑いくらいの最高の秋晴れの日。今日はお祭りに行きました。名前は『あきあじまつり』。最初は単純に『秋の味』という意味のお祭りなのかなと思っていたら、産卵前の脂がのった鮭を『秋味(あきあじ)』というそうです。そう、ここは『鮭の聖地』なのです。

 

朝から撮影もほとんどせずに、地元の人たちにご挨拶したり、美味しいものを食べたり。この町にこれだけたくさんの人がいるのか……と驚くほどの集客にびっくり。4年ぶりのお祭りですからね。周辺の町からもたくさんの人たちが集まってきているようです。

 

メインイベントの一つが、『あきあじ大漁つかみどりレース』。お祭り会場にできたブルーシートで作った生簀に放たれたあきあじこと、鮭。この即席生簀に漁師スタイルの胸付ズボンに軍手で入り、暴れまくる鮭を手づかみで捕まえるという、それはそれはアグレッシブなレースなのです。掴んだ鮭はそのまま持って帰れる、というのも鮭の聖地ならでは!どうやってさばいたらいいのでしょう?

 

大人から子どもまで、年代別にどんどんレースは進み、鮭はどんどん少なくなった……と思ったら、トラックの荷台から再度大漁に放たれます。周りで観戦している人たちも、逃げまどう鮭と、それを手づかみでつかもうとする人間のそれぞれから水がかかって、僕もサンダルや靴下が水浸しです。でも、最高に気持ちいいものを見させてもらった気分です。

【最近見た写真展】

338:『トウキョウカラス』清水哲朗<OMシステムギャラリー>

339:『すすきのからす』セオノリエ<OMシステムギャラリークリエイティブウォール>

340:『それぞれの出会い』キヤノンフォトクラブ東京第3<富士フォトギャラリー銀座>

341:『夢景Ⅵ』一夢一写<富士フォトギャラリー銀座>

342:『フォトクラブ「花」写真展』<富士フォトギャラリー銀座>

343:『EUROPE』藤井智弘<オーエンス八千代市民ギャラリー>

344:『新時代相撲写真』大乗晃士<ピクトリコSHOP&GALLERY>

345:『ブドウ&パイナップル展』<Nine Gallery>

346:『over the window』サトウヒトミ<キヤノンギャラリー銀座>

347:『2023-2011 あれから』広川泰士<フジフイルムスクエア>

348:『「GFX」展』<フジフイルムスクエア>

349:『セルフタイマーギャラリー』植村直己<植村冒険館>

350:『葬斂』吉田多麻希<御徒町・229gallery>

351:『パリ ふたつの静物』田所美惠子<JCIIフォトサロン>

352:『JCII 水谷塾修了展 2023』<JCIIクラブ25>

353:『小松健一主宰写真研究塾「風」創立15周年記念展』<アイデムフォトギャラリーシリウス>

354:『椰子の実 Ⅳ』横地美穂<蒼穹舎>

355:『ambient echoes 2020-2022』高田恵<プレイスM>

356:『瞬き』坂本謙一<RED Photo Gallery>

数字は4月から見た写真展の数です。

地図に名前が載ってない川の、360度パノラマの夕景色。

【最近見た写真展】

337:『「アイヌモシリ」 オオカミが見た北海道』水越武<川湯ビジターセンター>

数字は4月から見た写真展の数です。

今日は交換レンズを一本少なくして、こちらを持参。

天気が悪くて撮影的にはイマイチですが、風と波と、時々鳥のさえずりがしてにぎやかです。遠くの草原ではキツネがなにかを見つけたのか、ぴょんぴょん踊っています。少しだけ近づいていくと、それに気がついたのか、そそくさと逃げ出してしまいました。ごめんごめん。歩いていると、死んでしまった小さなネズミもいくつも見かけました。寒さなのか、雨なのか、寿命なのか……もうそこにはハエが集まっていて、自然の循環が始まっています。

お昼ご飯に焼きそばパンを食べました。水筒に入れている氷たっぷりのアイスティを飲みながら、『今日はあったかい飲み物の方がよかったなぁ』と思ったりも。その後はケモノ道に沿って谷に向かって歩いていると、地面だと思っていた場所がまさかのヤチボウズで、見事に転倒。靴も、ジーンズのお尻もびしょ濡れですが、カメラが無事だったので一安心。夕方までお尻と足先が濡れたまま撮影し、帰りにがんばったご褒美に美味しいシェイクを飲みました。

 

夜になって初めて濡れた靴を脱ぐと、今日おろしたばかりの新品の白い靴下が、湿地の水に浸かったからなのか、茶色に染まっていて慌てて洗面台で洗濯。ジーンズもお尻が茶色になっていました。急いで洗濯機で洗濯しながら『はだしのゲン』を読書。夜は中華丼。部屋の暖房を入れる。ジーンズは朝までには乾かないので、明日はスウェットで行動することになりそうです。