誰もが何かを成せねばならないと思いつつも、何も成せない、何を成せばいいのかわからないまま、ただ時を過ごしているのが一般的ではないでしょうか。

その結果、様々な不都合が生じ、原点(何かを成せ!)に戻されるのです。

しかし原点に戻ったのだという事を知らなければ、なぜそうなるのか、自分はどうしたらいいのかさえも判らないのです。

故に更に状況は悪化し、ただの体調不良が病気に変わったりするのです。

たとえ因縁や霊等の影響だとしても、それを取り除いてみたところで、それは表面上だけの解決でしかありません。

原点である「何かを成さねばならない」という自覚を人間が持ち、かつ、行動しなければ、何度取り除いても同じ事の繰り返しです。

人間の心の中に甘い甘いケーキがある間は、何度駆除してもアリはやってくるのです。

人は弱いものです。

故に誰もが陥る可能性を秘めているのです。

弱い事は恥ずかしい事ではありません。

しかし、そういう自分と向き合おうとしない、そういう自分を認めようとしないことは恥ずかしい事なのです。