「生きている」というのには意味があります。

そういうと、聞きたくない、知りたくない、関わりあいたくない…と逃げ出してしまいたくなる方もいらっしゃるでしょう。

誰もが意味あって生まれ、その意味を果たすために生きているのです。

一体その意味って何なの!?

その答えを見出せないまま、悶々としたものを心に抱えて生きているのが現状ではないでしょうか。

「魂」というとどこか宗教的に捉えてしまうかもしれませんね。

今、自分が感じている、認識している「心」というものは、完成されたものではないです。

「魂」という存在を知り、認め、その上で魂の宿る心(誰でも心の一部に魂が宿る)を完成された形に作り上げていくのです。

それがあなたが生まれ、生きていく意味です。

人それぞれに魂は皆違いますから、完成形は違います。

ですから、それぞれに自分の魂について知っていく必要があります。

ところが、そういうことを教えてくれる人も場所もありませんよね。

教えられていないのに知っている方がおかしいと思うかもしれませんが、教えられなくても何となく(魂という言葉を知らずとも)完成させようとしている人は少なくはありません。

できる人がいるのならば、自分だってできるはずだ!

そう奮起して欲しいのです。

仕事や家庭、人間関係、常識や知識など、今まで自分が築いてきたものを一切忘れたとして、つまり何も持っていない生まれたての自分と向き合い、自分が何をしたいのかを自分に問うのです。

見栄や世間体ではなく、綺麗事ではなく、自分は一体何をしたいのかを!

楽をしたい、欲望を満たしたいという「何か」ではない「何か」を皆持っています。

それに気づいた者は、それを形にしようとし、それが続けていける間は心も完成形へと向かうのです。

誰かのためではなく、自分の完成したがっている心のために。