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北齋、70代に描かれたと言う
「冨嶽三十六景」

迫力がある。
それはなぜか?
波頭に注目していただきたい。

波🌊の先端がああいう風に見えるのは5000分の1秒でカメラ📷で取ると北齋が描かれた波頭のように見える。
肉眼では50分の1だそうだ。
だから、到底。
波頭がこのように見える?なんてことは…。
当時、カメラなど無かった時代に。

写真に詳しくない素人のわたしでも、北齋の凄さがわかる。
奇人であったと逸話があるがこれほどの才覚があるのだから仕方がないと妙に納得する。

わたしが関心を持ったのは、北齋と言う人は老いても生涯、絵を描き続け30代、40代の頃の作品より上手くなっているのではなく奥深い味のある人の心を惹きつける絵を描き続けたところに魅力を感じるのである。

北齋の絵を通して人生を学ぶ。
30代、40代にはその時の良さがあり、また70代から晩年になってもその時の良さに加え人間味が出てくると。
老いることは決して悪いことばかりではないと北齋が教えてくれたような気がした。


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