君の寝顔を見ながら考える。

君の人生を独り占めしている僕は

君を照らす光なのか、それとも君を包み込む闇なのか・・・。
「嘘をつくのも愛情だよ」

あなたはそう言う。

その言葉すら都合の良いだけの嘘にしか聞こえない。
あなたと一つの傘で歩いていた時は、

収まりきらない身体が濡れても温かかったのに、

一つの傘に一人の今はどうしてこんなに雨が冷たく感じるのだろう。
最近ふと考えたことがあります。
恋人もしくは結婚相手の選び方は物を買う時に似ている、、、と。

恋人を選ぶ時には2つのパターンに分けられます。
ひとつは「雑貨屋タイプ」もうひとつは「家電量販店タイプ」です。

雑貨屋タイプで相手を決める場合は外見や雰囲気重視です。
「可愛い」「癒される」「匂いが好き」などで選びます。
人間に置き換えても同じですよね。
「かっこいい」「一緒に居て落ち着く」「匂いが好き」
こういう考え方で恋人を選びます。

さて家電量販店タイプですが雑貨屋タイプとは逆でスペック重視になります。
「便利な機能がある」「コストパフォーマンスが良い」「生活が便利になる」などです。
人間に置き換えると「料理が上手」「お金のかからない趣味を持っている」「車を持っている」などでしょうか。

どちらかと言うと恋愛時には雑貨屋タイプで選んで、結婚を考えると家電量販店タイプで選ぶのが現実的なのかもしれません。
高機能かつスタイリッシュな物も世の中にはあるので要注意です。

両方ともどちらがメリットがあるとかデメリットが多いという訳ではないんですが、もし選ばれる男としてはできれば雑貨屋タイプが気持ちが良い。
そんな気がします。

僕はバリバリの家電量販店タイプなので、スペックを必要としていない方には選ばれないのが残念です。

今しばらくはどこかに僕を必要としてくれている人が居ることを信じて家電量販店の棚で埃をかぶっています。
代わり映えのない毎日を過ごしていると嘆いているが、

自分も世界もゆっくりと確実に変化している。

きっと変化を感じる力を使っていないだけなのだろう。
出会った頃、あなたに会えるまでの時間がとても長く感じた。

つきあい始めの頃、あなたと過ごす時間はとても短く感じた。

結婚して暫く経った今、会社から帰ったあなたと過ごす時間がとても長く感じる・・・。
当時はずいぶんつらい想いをしたけれど、

今は笑って当時の事を思い出せる。

初めて失恋をした相手があなたで良かった。
人や物、どんな出会いにも必ず別れがある。

どんなに愛し合っても必ず別れの時はやってくる。

願わくば君との別れは、僕の最期の時であって欲しい。
助言でも無く、

応援でも無い。

ただ側に居て寄り添って欲しい存在。
次の日に向けて疲れを取る為のベッド。

時折、ベッドに潜り込むと言いようの無い不安が襲ってくる事がある。

ひょっとしてベッドは一日の行いを裁く場所でもあるのだろうか。