もやもやしっぱなしの年末年始でしたが、
それなりにやる事はありました。
まずはリフォームしたてのお家を整えること。
几帳面な夫の手により、整理整頓清掃は完璧にされていましたが(次男の部屋は既に魔窟化)、
私の担当のキッチン&庭は手つかず状態。
細々した収納の設えをしたり、割と忙しく過ごしました。
病理結果の心配は常にありましたが、こなさなければいけない用事があって却ってよかったです。
また、我が家は夫婦とも実家が東北なので、毎年年末年始は帰省していました。
今年はどうするか?
コロナを口実に帰らない選択もありましたが、
双方の親は楽しみに待っている…
病理検査次第では、次にいつ帰省できるか分からない…
迷いましたが、一泊二日で帰りました。
わたしの癌について、この時点で両親には伝えていませんでした。
母は、周囲からはさっぱりきっぱりした性格で、芯が強い人に見られがちですが、
実は物凄く気が弱く、あれこれと考えすぎて睡眠薬がないと眠る事が出来ません。
当時、服用していたリムパーザの副作用に苦しんでおり、
何よりわたしの姉を乳児期に亡くすという、この上なく辛い経験をしています。
そんな母に、
娘も同病、しかも多分母方の遺伝性、これからの見通し不明
と伝えるのはちょっと出来ない。
夫は正直に伝えるべきと主張しましたが、
ここはわたしの要望をのんでもらい、ある程度治療の見通しがつくまでは両親には伝えない事にしました。
(この選択が後々夫を苦しめる要因になりますが、これは別記事でまとめます)
しかし、誰も知らないままというのも何なので、超口の硬い実兄にだけ、癌になったこと、手術したことを伝えました。
寒い東北は術後の身体に沁みましたが、両親には手術したことは気取られず(何か疲れてない?とは言われましたが)に過ごすことが出来ました。