2021年12月14日
紹介された中核病院の受診日です。
この病院はコロナ患者の入院受け入れをしていたため、最近まで婦人科の手術を止めていたと、かかかりつけのレディースクリニックで聞きました。
この頃はコロナ禍がやや落ち着いたため、通常通りの手術が再開されたばかりとのこと。
不幸中の幸い、私はツイてる!
何でもいいように考えます。
婦人科で一時間程待ち、主治医とご対面。
経過を説明(腫瘍マーカーが上がって受診、悪性腫瘍の可能性大と言われた、母含め親戚に癌患者多数)をしました。
わたし 主治医
「母も2年前に卵巣癌をやっていて、手術した時にはもうステージⅣで永久ストーマになってしまいました。出来るだけ早く手術をお願いしたいです。」
「そうなんですね。紹介状を見ると悪性腫瘍の可能性が高いという事ですね。データはもらいましたが、こちらの病院でも術前検査が必要です。超音波検査とCTとMRIをやります」
母は検査から手術まで、約1ヶ月かかりました。
癌が広範囲に広がっていたので、婦人科チームだけではなく、消化器チームとのすり合わせが必要だったから余計に時間がかかったという事もありましたが、手術まで時間がかかるというのは不安です。
「よろしくお願いします。手術まで、だいたいどれ位時間がかかるでしようか?」
「えーと、そうですね…(手術の空きを確認)早くて1月の…」
正月明けかな。年末年始は不安な気持ちで過ごすのか。
いや、クリスマスと正月はしっかり楽しめる!って事だ!折角だからいいケーキとおせちを…
無理やり良いように考えていたら、
「あ、来週空いてる!22日空いてます!いかがですか?」
来週?!
「来週ですか?!大丈夫です、ありがとうございます、よろしくお願いします!」
「はい、では手術の予約入れますね。今日キャンセル待ちで心電図とCTとMRIに依頼出しますので、かなり待つと思いますが検査を受けて下さい。結果と手術の説明をしますので、17日にまたおいで下さい」
予想よりも遥かに早い日程で手術日が決まりました。
子供たちへの告知や入院準備など、かなりのバタバタが予想されましたが、早く手術ができるなら、それに優るものはありません。
癌にはなったが運はある!
きっとこれからもうまくいくはず。
キャンセル待ちの検査は確かにかなりの時間がかかりましたが、不安に押し潰される事なく、前向きな気持ちで待つことが出来ました。
お腹は空きましたけどね