癌が見つかるまでの経緯をまとめています⑤



2021年12月11日
かかりつけのレディースクリニックを受診。
健診の結果、腫瘍マーカーが基準値を超えている旨を医師に伝え、内診を受けました。

身支度を整え、再び診察室に呼ばれると、ディスプレイに超音波検査の画像が映し出されていました。
素人目にも分かる肥大した卵巣。
椅子に座る前に「あぁ〜…」と声が出ました。

セキセイインコ青わたし  予防接種医師

セキセイインコ青「癌…でしょうね」
予防接種「癌ですと言えるのは、手術等の手段で細胞診をして、その結果を見てからなんです。しかし、この大きさ(16cm)を見ると、悪性腫瘍である可能性が極めて高いと思います。6月の検査では影も形もなかったものがこれだけの大きさになっている事を考えると、まず間違いない。」

6月の超音波画像を並べて見せてもらいましたが、確かに全く卵巣の腫れはありませんでした。

予防接種「すぐに紹介状を書きます。恐らくすぐに手術になると思います。希望の病院はありますか?」
セキセイインコ青「希望の病院はありません。この病気に強い先生おすすめの病院はありますか?」

病院の情報収集を全くしないままの癌宣告(実質)だったので、医師に丸投げしてしまいました。

予防接種「県内では●大学病院、▲大学病院、がんセンター、◎病院でこの手術を多く扱っています。これから先、手術や抗がん剤治療があると何度も通院することになります。ですから、あなたとご家族の負担を考えて、この中から一番近い病院を選ぶのがいいでしょう」
セキセイインコ青「(抗がん剤か〜、そうか〜)わかりました、では◎病院でお願いします」

◎病院は自宅から車で二十分程にある中核病院です。次男幼少期にお世話になった事があり、馴染みのある病院です。

紹介状を書いてもらい、翌週の火曜日に◎病院を受診する事になりました。

これが最初の癌宣告だったのですが、前日夜にかなり悶々としたせいか(でも眠れないという事はなかった。これはこの後の手術や抗がん剤の前日もそうでした。何だかんだで寝ました真顔)、淡々と事実を受け入れたように思います。

もうしょうがない。
なっちまったものはしょうがない。
これから先は、嫌な事のオンパレードかもしれないけど、その中でも少しでもよかった事を探そう。よかった探しだな。
ポリアンナかよ。
まぁいいかなんでも…

診察が終わり、会計&紹介状が出来るまでの待ち時間は、そんな事を考えながら過ごしました。