癌が見つかるまでの経緯をまとめています②


高速で3時間程度離れた県に住む母が不調を訴え始めたのは2020年の始めのこと。

どうもお腹の調子が悪い、便が細くなった気がすると言い、近所のかかりつけ医に通うも改善せず。

紹介された大学病院でCTを撮ったところ、腹腔内いっぱいに肥大したステージⅣの卵巣癌が見つかりました。

手術は成功しましたが、直腸に転移していたため永久ストーマとなりました。腹膜播種、リンパ節転移も多数確認され、術後TC療法を受ける事になりました。

術前から親類に癌患者が多数いることを相談していた事もあり、遺伝性卵巣癌の検査を実施し、BRCA1陽性である事が判明。

何せ、

・祖母→卵巣癌(60代,自然治癒!!)、大腸癌(90代)

・母兄弟(男4女2)→次男前立腺癌、四男大腸癌、長女卵巣癌、次女(母)卵巣癌

・母の姪(私の従姉妹 4人)→乳癌1.卵巣癌1

という家系だったので、「そらそうだ」と驚きなく結果を聞きました。

現在、母は再発もなく、リムパーザを服用しながら元気に暮しています。


そんな事もあり、私も健康診断のオプションに腫瘍マーカーを入れ、毎年検査を受けていました。

生理不順で婦人科を受診する2ヶ月前に健康診断を受けており、その結果では腫瘍マーカーに異常はありませんでしたが、

もしかして癌が出てきたのでは…という疑念は拭えませんでした。


続きます。