小さな命 | コザクラの日々蝶々

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蝶の飼育を中心に、身近な自然や我が家のペットの紹介をします。

5月になり

新緑の美しい季節となりました。

小さな命がすくすくと育つ

季節でもありますね。

 

公園ではあちらこちらで

スズメの雛が親鳥に

餌をねだっている光景が見られ

ほっこりとさせられます。

 

小さな虫たちの命の営みも

観察できました。

 

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カラムシの群生では

かわいいあの燕尾服を着た

1cm程の小さなラミーカミキリが

今年初お目見えです。

 

僕の名前はラミーカミキリ。

冬の間はこのカラムシの茎の中で

幼虫の姿で過ごしたんだ!

 

カラムシの茎は最高に美味しいね♪

 

食後は楽しいお散歩なんだ。

 

言ってなかったけど

ここにはアカタテハの幼虫くんも

一緒に住んでいるんだよ♪

 

あっ!!

 

スズメバチがアカタテハくんを狙ってる!!

 

どうしよう〜あせる

 

 

 

 

 

うわーんあせる

アカタテハくん、さようなら!

 

ラミーカミキリは

どこかへ行ってしまいました。

 

アカタテハは可哀想ですが、

この命はアシナガバチの命として

しっかりと引き継がれましたよ。

 

 

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冬を生き抜いた女郎蜘蛛。

4月3日、様子を見に行くと

雨に濡れないように

サザンカの植え込みの中にいました。

 

女郎蜘蛛の寿命はおよそ1年。

冬を越せても長くは生きられません。

ずいぶん痩せて色褪せていましたが

凛とした姿は変わらぬまま。

 

 

そしてこの日が私が見た

女郎蜘蛛の最後の姿となりました。

 

5月7日。

女郎蜘蛛のいた場所の近くに

何かしらの塊がありました。

 

よく見ると

小さな蜘蛛が無数に集まっていました。

おそらく、あの女郎蜘蛛の子どもたちに

違いありません!

 

嬉しくてたまりませんでした。

 

3mm程の小さな赤ちゃんのお尻には

既に立派な模様がありました。

 

脱皮をして2齢になった子どもたちは

風に乗ってそれぞれの新天地へ向かいます。

 

冬を越したお母さんから生まれた

小さな小さな命は

これから厳しい自然の中で

きっと逞しく育っていくでしょう。

 

 

 

 

トキワツユクサが
小さな白い花をたくさん咲かせて
皆んなを応援しているように
見えました。
 

 

 

ご訪問ありがとうございましたピンク薔薇