10月も半ばとなり
漸く秋の気配を感じるように
なりました。
夏の間、緑色だった俵山の草原は、
一面に広がる銀色のススキ野原に!
風に揺れて
雪が舞っているように見えます。
この山にはキツネがいますが、
姿を見せてくれたら絵になるのにな!
10基あった風車は撤去作業が行われていて
残り3基となりました。
少し前ですが、
我が家に可愛い幼虫さんを
お迎えしました。
脱皮した顔がくっついてますよー
クロコノマチョウの幼虫さんです。
今年の顔ぶれはこの4兄弟!
模様は2パターンに分かれたようです。
昨年の方がバリエーション豊かでしたね。
そんなのどうでもいいよ!モグモグ!
あの子、よう食べるな〜
ほら!あんなにムチムチボディに!
僕たち、もうお腹いっぱいだね。
前蛹になりました。
ふっくらクルンと丸まって面白い♪
落ちないようにお尻をしっかり
糸に引っ掛けています。
透明感のある美しい蛹になりました。
翅脈もうっすら浮かんで神秘的!
少しずつ体が形成されて…
10日目の夜には
成虫の姿がはっきり見えるように!
翌朝、3頭が羽化しました。
①(裏茶/表クロ)
②(裏スミ/表クロとオレンジ)
③ (裏スミ/表クロとオレンジ)
蛾でもコウモリでもありませんよー(笑)
歴とした蝶です!
翅裏が赤っぽくて、尖りが深いので
もしかするとメスだったかも?
この日は時間がなくて
表を確認できませんでした。
何ともエキゾチックな顔つきです。
今回、昨年の反省を踏まえて
ベランダ(自然の日長)で飼育しましたが
秋型というには翅の尖りが
浅いように思います。
気温がとても高かったので
それも影響しているかもしれません。
クロコノマチョウは雌雄もですが
季節型を判断するのは
私にはまだまだ難しいです。
(勉強が足りない)
ちなみに
9月15日に4齢の幼虫を持ち帰り、
10月3日、4日の羽化です。
生まれ故郷の山へ放しに行きました。
3頭ともオスだと思いますが
みんな違いますね!
地面にいるとまるで枯れ葉のようです。
木々の間をかいくぐって
薄暗い山奥へ静かに飛んで行きました。
まさに暗闇の使者、クロコノマチョウ。
漢字で書くと「黒木間蝶」
見た目も名前もかっこいいですね!
秋型ならば
このまま成虫で越冬します。
今年も一つ
お顔を無くしてしまいました。
幼虫も成虫もとっても魅力的な
クロコノマチョウ。
来年は卵から
育ててみたいと思います!
ご訪問ありがとうございました