【泉屋博古館東京】
「うるしとともに―くらしのなかの漆芸美」
会期:2024年1月20日(土)ー2月25日(日)

 

行ってきました。

 

この展覧会は、住友コレクションの漆芸品の数々を、用いられてきたシーンごとにひもとき、漆芸品を見る楽しみや使う喜びについて考えてみましょう~というもの。

 

一部のエリアのみ撮影可能でした。

※画像は撮影OK作品やチラシから。作品内容は公式HPやキャプションなどを参考にしています。

 

花鳥文蝋色蒔絵会席膳椀具

東門五兵衛 明治時代 19世紀

 

30名分という会席膳セット。

ずら~~~り並んだ漆器。写真の先にもまだまだ続く漆器。

全部を並びきれていないと説明にあったけれど、展示ケースいっぱいの食器の量にはびっくりびっくりです。

大阪船場の東門商店(東門五兵衛)に特注したものだそうです。

 

これ並べるのかなり大変だっただろうなあ~と🙇

 

 

↓草花文葦手蒔絵盃  江戸時代 17-18世紀

 

↓京名所黒蒔絵食膳 下絵:幸野楳嶺ら 明治時代 19-20世紀

 

↓唐草文梨子地蒔絵提重 明治時代 19世紀

↑こちらは外に持ち出すための弁当箱。

徳利以外は全て漆器で、金銀高蒔絵の豪華な逸品だそうですキラキラ
 

生活に使われてきた漆や茶道具の、様々な技術と蒔絵の意匠にうっとりでした乙女のトキメキ

 

クローバーまた同時開催として、漆芸品と同じく暮らしを彩ってきた陶磁器の中から、瀬川竹生コレクションの染付大皿が、寄贈されてから初めて公開されています。

 

(独立ケース)

染付跳鯉大橋文輪花大皿 銘:太明成化年製

江戸時代後期 19世紀

泉屋博古館東京 (瀬川竹生コレクション)

 

(独立ケース)

染付恵比寿大橋文大皿 銘:太明成化年製

江戸時代後期 19世紀

泉屋博古館東京 (瀬川竹生コレクション)

 

 

その他、撮影NGだったけれど、

吉祥の意匠として用いられる”芭蕉”文様の大皿が、良かったぁ~恋の矢

〇《染付芭蕉文大皿》銘:大明成化年製

江戸時代後期 19世紀

”瀬川竹生”がコレクションのきっかけになったとされる作品だそうです。

 

染付大皿の青と白は、大胆でとても個性的な意匠でした。

 

~2/25(日)まで。

(2024/1 撮影)