【長谷川町子記念館・美術館】
「サザエさん旅あるき 海外編」
収蔵コレクション展「異国の風景」
会期:2023年8月5日(土)ー11月26日(日)
行ってきました。最寄りの駅は「桜新町🌸」駅。サザエさん一家がお出迎えしてくれます。
美術館への道中も、サザエさん推し
〘記念館〙
館内の前では、サザエさん達が、こそこそ👂
今回の展覧会は、「サザエさん旅あるき 海外編」。
長谷川町子は旅行が趣味で、漫画執筆の合間にあらゆる場所を訪れたそうです。1964年4月に観光目的の海外渡航が自由化され、その後、晩年まで町子は、国内国外問わず旅をし、それは趣味にとどまらず、自身の作品にも活かされていきました。
その旅先でのエピソードを描いた漫画作品「サザエさん旅あるき」。
1987年3月~8月に24回にわたり、朝日新聞に掲載された漫画です。
※撮影NGのため”チラシ”の画像や撮影OK場所。作品内容は公式HPなどを参考にしています。
この展覧会には、町子のパスポートや、旅先での写真、旅行鞄や手に入れたお土産品等が紹介されています。
で、面白かったのが、町子が旅行に行く予定を、TVのサザエさんで発表したり、、その間、サザエさんがお休みになったり・・・(えっー)。
「長谷川町子さん、欧州旅行へ」と題した内容が「サンデー毎日」に掲載され、その雑誌の切抜が展示されていたり、、。
道中を、メディアが取材していたことを考えると、サザエさんや長谷川町子さんの注目度がわかります
このような旅行時のエピソードは、”サザエさん”や”いじわるばあさん”の題材になっていき、読むと笑えます
展示室の前には、フォトスポット📸
常設展示室には、長谷川町子さんの誕生や、家族、弟子入りした、のらくろの作者”田河水泡”との事など、町子さん自身の私生活が見えてきます。
オモシロご一家でした
※記念館の2階⇔1階へは、階段ではなくエレベーターで。。
エレベーター内の扉!!
☟次は美術館の紹介ですが、実際、受付に行くと、先に案内されるのは、美術館→記念館です。
〘美術館〙
今回の、収蔵コレクション展「異国の風景」
個人的には好きな作品が多かった展示でした
長谷川町子が、姉の鞠子と美術品の蒐集を始めたのが昭和30年頃から。それらの美術品の中には海外の風景をモチーフにした作品もあり、今回の「異国の風景」展では、自ら外国に取材した作品や、異国の地に思いを馳せて描いた作品など、この館で収蔵している作品の一部が展示されていました。
左:松村公嗣《舟唄》2000年
右:荒井孝《光采》2005年
撮影で残念ですが、町子さんたちが、有名・無名にかかわらず、好きと思った作品を購入していたそうです。(頂いたパンフレットに漫画で書いてました)
梅原龍三郎、東山魁夷、加山又造、松村公嗣、平山郁夫、倉島重友、並木恒延、岡鹿之助、ユトリロ、エミール・ガレ、ドーム兄弟など、約50点弱の作品が並んでいます。
豪華な面々です。
何度か、こちらへは訪れていますが、今回のコレクション展はでした。
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せっかくなので、併設のカフェへ☕
入館チケットと一緒に頂いた”100円割引券”を利用。
飲み物の注文時に渡された”カツオくん”カード
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用意できると「カツオく~~ん」「カツオく~~ん」とお店の方の声
お呼びがかかります。
「カツオく~~ん」と呼ばれると、なぜだか、他のお客様も苦笑い
こんな和やかな空間もいいです
町子さんが好きだったという、ほうじ茶とドライパパイヤ。
”ほうじ茶(ドライパパイヤ付き)”
ふぅ~ほっこり
それにしても「カツオくん」で良かったぁ!
「いじわるばあさん」じゃなくて!!
(2023/10 撮影)